メディプラス、2023年度における成長を記録
株式会社メディプラス(本社:東京都渋谷区)は、2024年8月期に向けた2023年度の決算を発表し、売上高は45億円に達したことを明らかにしました。これは、前年度と比較して107%の成長を見せ、2年連続の増収を達成したことを意味します。
売上高の内訳
今回の成長を支えたのは、特に通販事業のオフライン施策によるもので、TVインフォマーシャルが商品の認知度を大幅に向上させました。リテール事業も非常に好調で、前期比で200%を超える販売を記録しています。50~60代の顧客は依然として通販の強力な支持基盤を形成しつつ、若年層への認知度向上にも成功しています。
新たな企業戦略
内田恭平社長の元、メディプラスはこれまでの20年に亘る経験を基に、自社の強みを最大限に活用し、新たなリブランディング策を推進中です。特に独自の美容理論「ゲル美容」に基づいたプロダクト展開は、新しい市場のニーズをみごとにインターセプトしています。この理論は、刺激を極限まで少なく保ちながら、オゾン化グリセリンの持つ多機能性を活かすことを目的としています。
2024年6月には新しいスキンケアラインが加わり、「オゾン化グリセリン」を配合した3つの製品が発売される予定です。これにより、これまでにないステップケアの手法が実現されます。
特徴的な商品開発
新しいスキンケアラインでは、UV製品「UVミルキーゲル」、洗顔料「ウォッシュムース」、およびクレンジング料「クレンジングミルク」が展開されます。これらの製品は、全てオゾン化グリセリンを活用したもので、ユーザーの肌悩みに寄り添った設計がなされています。
顧客とのつながり
メディプラスは「肌と心の声を聞く」と掲げ、お客様とのコミュニケーションを重視した社内の意識改革も進めています。お客様意見を反映した商品開発やファン交流会を導入し、通販の特性を活かした実際のコミュニケーションを大切にしています。
未来へのビジョン
今後も「ゲルは、乾かない。」というメッセージのもと、多様化するニーズに応える新製品の開発に取り組んでいきます。また、オンラインとオフラインでのコミュニケーション強化により、長期にわたるブランドとしての認知度向上を目指します。
2023年度の実績は、メディプラスが業界内でどれほどの成長を遂げているのか、その姿勢を示すものであり、今後の展開にも期待が高まります。これからのメディプラスの動向から目が離せません。