坂本龍一の支援プロジェクト
2011-06-06 15:00:01
坂本龍一の震災支援プロジェクトが海外で寄付を募集開始
坂本龍一が手掛ける震災支援プロジェクトが英語圏に展開
日本が経験した東日本大震災から多くの年月が経ちましたが、その影響の大きさは今なお続いています。そんな中、音楽家の坂本龍一が推進する震災支援プロジェクト『kizunaworld.org』が、2023年6月6日から海外アーティストの参加を得て、英語圏でも寄付の受付を開始しました。本プロジェクトは、被災地の支援を目的とし、アーティストたちによる協力で成り立っています。
kizunaworld.orgとは
『kizunaworld.org』は、坂本龍一と平野友康が設立者となり、アーティストの力を通じて、被災地区への長期的な支援を行うことを目指しています。プロジェクトがスタートした当初から、賛同するアーティストたちによって継続的にチャリティー作品が提供されており、支援のつながりを広げるための取り組みが続けられています。
最近発表された第3弾の作品には、海外アーティストたちの参加があり、2つの新しい作品が公開されました。これにより、文化を超えた感情の交流が促進され、支援の幅も広がることが期待されます。
新作作品の紹介
1つ目は、坂本自身がプロデュースしたアニメーション作品「KIZUNA」に新たに音を加えたコラボレーション作品です。この新バージョンは、電子音楽家アルヴァ・ノトが手掛けており、奥深い音楽体験を提供します。
2つ目は、デイヴィッド・シルヴィアンとヤン・バングによる制作で、「modern interior」という新曲が公開されました。シルヴィアンは、この曲に込めた思いを語り、福島原発事故の影響を反映させたメッセージを伝えています。
千の寄付金がつなぐ未来
集まる寄付金は、医療やこども、食料、住宅、エネルギーの5つのテーマに基づき、被災地での実際の必要に応じて各種団体に寄付されます。このため、寄付者は自分の支援が如何に役立つかを具体的に知ることができるのです。
寄付の受付は2023年4月27日から始まっており、途中に複数の期間にわけた受付が行われているため、寄付しやすいタイミングがあります。寄付はPayPalを通じて行うことができ、金額も選択可能です。
具体的な寄付先としては、医療支援の国境なき医師団、子供の支援を行うSave the Children、食料支援に取り組むNGO団体などが挙げられます。また、公式サイトでは寄付金の使用報告も随時行われ、寄付者は透明性のある活動を確認できます。
まとめ
坂本龍一によるこのプロジェクトは、音楽の力を借りて世界中の人々から支援を受けるという新たな試みです。国境を越えてアーティストたちが集まり、被災地の人々へ心を寄せることが、少しずつでも大きな変化を生むことを願っています。興味のある方はぜひ、公式サイトやTwitterをチェックしてみてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社ウェブライフ
- 住所
- 東京都港区南青山2-22-17川上ビル 6F
- 電話番号
-
03-6804-3249