日本製介護ソリューション、デンマークでの導入検討
静岡県浜松市に本社を置く株式会社Magic Shieldsは、日本の介護技術を海外市場に進出させるための重要なステップとして、北欧のデンマークで行われるユーザー参加型のPoC(概念実証)に参加します。このPoCは、株式会社ウィルグループとデンマークのPublic Intelligence社との協力により、介護の質を向上させる取り組みの一環とされています。
背景と目的
日本は先進国の中でも特に高齢化が進んでおり、介護人材の不足が深刻です。このような状況の中、日本の介護技術やソリューションには大きな可能性があります。デンマークは進んだデジタル技術の導入に積極的であり、介護領域でのニーズが急増しています。Magic Shieldsは、デンマークを最初の実証地として選択し、現地のニーズに応じた介護ソリューションの有効性を確認することを目指しています。
本PoCの詳細
今回のPoCでは、転倒骨折予防に特化したマット『ころやわ®』の導入が予定されています。実施期間は2026年1月から3月までの3ヶ月間で、参加者には地域の自治体関係者や介護スタッフ、医療専門家が含まれます。具体的には、製品の設置やデモンストレーション、利用者からのヒアリングを通じて、実際の使用感や改善点を探る必要があります。
期待される成果
この取り組みを通じ、デンマークにおける日本製介護ソリューションの受容性や市場可能性を把握し、具体的なユースケースを創出することが期待されています。また、得られたフィードバックを基に製品の改善点を明らかにし、今後の北欧及びEUへの展開準備を進めます。
未来への展望
Magic Shieldsは、今回のPoCを経て商業化を進め、デンマークをモデルケースとして成功事例を築く方針です。不足しがちな介護人材への負担を軽減するために、日々の業務をサポートする新しい技術やサービスを提供することで、より良い介護環境を実現していく意向です。
『ころやわ®』について
転倒による骨折のリスクを低減するために開発された『ころやわ®』は、1,000以上の介護施設で導入されており、高い評価を受けています。この製品は病院や特別養護老人ホームなどに使用され、医療の現場でも広がりを見せています。今後もこの技術を通じて、介護現場の課題解決に寄与したいと考えています。
企業情報
- - 株式会社Magic Shields(マジックシールズ) : 2019年設立、介護向け技術と医療安全の向上を目指すスタートアップです。自社技術を使った製品開発に注力し、すべての人が安全に日常生活を送れる環境の実現を目指しています。
- - 株式会社ウィルグループ : 介護業界における技術導入を進める企業で、デンマークの市場に向けた戦略に取り組んでいます。
このように、Magic Shieldsの取り組みは日本の介護技術の国際化に向けた重要な一歩であり、今後の成果に期待が寄せられています。