新たなエコ建材！CO₂吸収材配合の無焼成内装タイル「二酸化タイル」登場

環境に優しい新素材、無焼成内装タイル「二酸化タイル」

日本エムテクス株式会社が新たな無焼成内装タイル「二酸化タイル」を発表しました。この製品は、二酸化炭素（CO₂）を吸収する特性を持つ新しい素材として、環境保護への大きな一歩となることが期待されています。

CO₂吸収材を利用した新たな価値

「二酸化タイル」は、一般的な焼成タイルの製造プロセスと比較して、約90%ものCO₂排出量を削減できるという特徴を持っています。この製品は、廃棄原料を活用し、90%以上を再利用資源から構成。これにより、持続可能な社会を構築することを目指しています。

特に注目すべきは、製品の強度です。独自の配合により、従来の焼成タイルの約5倍もの強度を実現し、防災面でも優れた性能を発揮します。これは、設計や施工の現場でも大きなメリットとなるでしょう。

バリエーション豊かなデザイン

「二酸化タイル」は、茶殻やコーヒー粕などの産業副産物を利用した多彩なカラーバリエーションを用意しています。グリーンティー、コーヒー、プレーンの3色から選べ、室内の壁や床、エントランスなど多様な使用に対応しています。環境に優しい素材でありながら、見た目にもこだわったデザインが特徴です。

脱炭素PRに最適

さらにこの製品は、具体的なCO₂削減効果を表示できるため、企業の脱炭素PRにも最適です。エコマークやグリーン購入法、カーボンフットプリント（CFP）など、各種認証にも対応が進められており、企業の環境意識をアピールする強力なツールとなります。

展示会で実物を体験

お楽しみの方には朗報です。「二酸化タイル」は2025年12月11日および12日に東京都立産業貿易センター浜松町館で開催される「BAMBOO EXPO 24」に出展します。このイベントでは、実際の製品サンプルや施工事例を手に取り、質感や色合いを確認することができます。持続可能な社会作りに興味を持つ方々にぜひ訪れてもらいたい展示会です。