「らっこたん」タッチタイピングプロジェクト、100万人達成!
株式会社ミラボと株式会社教育ネットが共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用した「〈 全国実証 〉タッチタイピングプロジェクト」が、目標の100万人に到達しました。
このプロジェクトは、情報活用能力の可視化・育成を目的とした「らっこたん」を、全国の小中学生に無期限無償で提供する大規模実証プロジェクトです。4月の募集開始以降、大きな反響があり、131自治体、2184校から申し込みがあり、ユーザー数100万人を達成しました。
「らっこたん」は、AIを搭載したタイピング練習機能により、子どもたちの個別に最適化された学習を可能にしています。効率的にタイピングスキルを習得できるだけでなく、先生方は児童生徒の学習状況を「個人」、「学級」、「学年」、「学校全体」で確認することができます。教育委員会は、タイピング技能の習得度合を「地域全体」、「学校別」、「学年別」に確認することができます。
本プロジェクトは、文部科学省のKPIに基づき、すべての子どもたちが可能性と夢を広げるスキルを身につけることを目的としています。
「らっこたん」で身につくスキル
「らっこたん」では、タイピングスキルだけでなく、情報モラル、セキュリティ、情報収集、情報発信など、情報活用に必要な基本的な知識を学ぶことができます。
主な機能と身につくスキル
タイピング練習(タイピングスキル)
- タイピング練習を通じて、学習の基盤となるタイピングスキルを楽しみながら習得できます。
- 教科と連携した練習コンテンツで、学習しながらタイピングスキルを伸ばすことができます。
- 独自のAIシステムで、各個人の間違えやすい問題の再出題や学習状況の記録が可能です。
クイズ(情報活用能力全般)
- 情報モラル・セキュリティを始めとした、情報活用に必要な基本的な知識をクイズ形式で楽しく学ぶことができます。
- 情報収集の方法や情報発信の仕方なども学ぶことができます。
開発の背景
GIGAスクール構想により、学校に1人1台端末が整備されましたが、授業内でタイピングの練習時間を確保することや、個々のスキルや学習状況を把握することが課題となっていました。
「らっこたん」は、これらの課題を解決するために、独自のAIシステムを持つ株式会社ミラボと、学校現場に向けた情報モラルやプログラミング教材を得意とする株式会社教育ネットが共同開発したものです。
今後の展開
「〈 全国実証 〉タッチタイピングプロジェクト」は100万人の定員に達したため申込みを締め切りましたが、「らっこたん」を申込みから1年間無償でご利用いただける2024年度無料実証自治体を募集しています。
この機会にぜひ「らっこたん」をお試しください。
株式会社ミラボについて
ミラボは、「いまここにない未来を創造」し「社会に貢献する」ことを基本理念に、電子申請サービスや母子保健・福祉・医療・教育に関するDXサービスを展開しています。約300自治体のDX支援を行っており、子育てクラウドサービス「hugmo」、一般社団法人こどもDX推進協会の設立にも携わっています。
株式会社教育ネットについて
教育ネットは、情報モラル教育(ネットリテラシー教育)やプログラミング教育において、先生や保護者、地域と共に未来を生きる子どもたちの可能性を信じ、支援やサービスを提供することで新しい価値を創造し続けます。