日立の感性分析AIを活用したESG活動可視化サービス、イー・アソシエイツが提供開始
日立の感性分析AIでESG活動可視化、イー・アソシエイツが新サービス提供開始
イー・アソシエイツ株式会社(以下、eA)は、Chorus Call Asia株式会社(以下、CCA)、株式会社日立製作所(以下、日立)との協業により、企業のESG活動を可視化する新サービスを2023年3月から提供開始することを発表しました。
このサービスは、日立が開発した「感性分析サービス」をESG評価に活用することで、SNS投稿やメディア記事などのテキストデータから、企業や商品に対する感情を分析します。分析された感情は、ESG評点の観点から分類され、企業は自社のESG活動に対する投資家や市場の反応を可視化することができます。
企業のESG評価への関心の高まり
近年、企業のESGに関する取り組みは、投資家や消費者の間でますます重要視されるようになっています。企業は、自社のESG活動を積極的にアピールし、投資家や消費者の信頼を得ることが求められています。
しかし、企業にとって自社のESG活動に対する顧客の評価を正確に把握することは容易ではありません。従来のアンケートや書類分析だけでは、顧客の本音や潜在的な意見を捉えることが難しい場合があります。
日立の感性分析AIがもたらす革新
eAが提供する新サービスは、日立の感性分析AIを活用することで、従来のESG分析サービスとは異なる、より顧客に近い情報をリアルタイムに収集・分析することを可能にしました。
感性分析AIは、テキストデータから感情や意図を理解し、約1,300種類の話題・感情・意図に分類することができます。例えば、「好意的」「中立」「悪意的」の3大分類に加えて、さらに細分化した81種類の感情を特定することができます。
また、機械学習技術を用いたフィルタリング機能により、膨大なデータから関連性の高い情報を自動的に抽出することができます。流行語や造語、専門用語など、辞書に登録されていない単語であっても、出現頻度や単語間の関係性から分析対象になるか否かを判断するため、辞書メンテナンスの負荷を軽減しながら、高精度なデータ絞り込みを実現します。
企業価値向上のためのツールとして
eAの新サービスは、企業が自社のESG活動に対する投資家、株主、市場の反応を可視化し、分析結果を企業価値向上施策の立案に活用することを目指しています。
ESG投資やサステナビリティへの関心の高まりを受け、企業は自社のESG活動を積極的にアピールし、投資家や消費者の信頼を獲得する必要があります。eAの提供する新サービスは、企業にとって、自社のESG活動を客観的に評価し、改善するための有効なツールとなるでしょう。
eA、CCA、日立の連携
eAは、IR業界トップの年間IR説明会取り扱い件数を誇る、オンライン・オンサイトイベントのリモート配信、コミュニケーションDXサービスに特化した企業です。CCAは、ビデオ会議、音声会議、Web会議、配信サービスを提供するクラウドサービスプロバイダーです。
今回の新サービスは、eAのIR業界での豊富な経験と実績、CCAのコミュニケーションサービス、日立の感性分析AI技術を組み合わせることで実現しました。3社の連携により、企業のESG活動可視化を支援する画期的なサービスが誕生しました。
会社情報
- 会社名
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Chorus Call Asia 株式会社
- 住所
- 東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟31階
- 電話番号
-
0120-935-614