三島で開催された「Moon Shine Cocktail Competition 2025」優勝者が誕生

話題沸騰！「Moon Shine Cocktail Competition 2025」の結果

2025年11月30日、三島市の三嶋大社で行われた「Moon Shine Cocktail Competition 2025（MSCC2025）」が、業界内外から注目を集めました。このイベントは、David Beckhamを模したカクテルで一世を風靡した、クラフト・スピリッツの製造・販売を手掛けるWhiskey&Co.株式会社が主催しました。

今回で3年目を迎える本大会では、バーテンダー部門と一般部門に分かれ、厳正な審査が行われました。参加された皆さんは、ウイスキー原酒『Distillery Water Dragon’s Moon Shine』や熟成年数2年未満のウイスキー『Little K』を使用して、個性的なカクテルを次々と披露しました。

バーテンダー部門のチャンピオンに輝いたのは

バーテンダー部門では、「THE HISAKA（東京・高田馬場）」の大石清地氏が優勝しました。この部門では合計7名のファイナリストが一堂に会し、カクテルのテーマ「Playful!!!」（アソビゴコロ）に基づいた創作を行い、その出来にプレゼンテーションを織り交ぜた発表を実施しました。

大石氏が生み出したカクテル『花時(Hanadoki)』は、ウイスキー『Distillery Water Dragon’s Moon Shine』を使用し、様々なフレーバーを駆使して視覚的にも楽しませる作品となりました。彼は自らのカクテルに込めた思いや、製作中のインスピレーションについて熱く語りました。

一般部門は安斎剛彦氏が制覇

一般部門のチャンピオンには、安斎剛彦氏が輝きました。安斎氏は、ウイスキー『Water Dragon Spirits』を使ったカクテル『NOASOBI』で一般部門を制覇。彼のカクテルは自然の美しさを表現し、大地や森の雰囲気を感じさせるものでした。こうしたインスピレーションを元に、参加者は審査員へカクテルのプレゼンを行い、試飲を通じてその腕前を披露しました。

ファイナリストたちの多彩な経歴

バーテンダー部門にはその他にも、Bar Bridgeの潮田凱氏や、ヒルトン広島の中村直希氏といった多彩な経歴を持つファイナリストが参加し、各自のスタイルを活かしたカクテルの創作に挑みました。一方で、一般部門でも青島範明氏や佐藤優哉氏など、若手からベテランまで多彩な顔ぶれが揃いました。

競技の背後にある情熱と挑戦

大石氏や安斎氏の背景には、それぞれの人生や情熱が色濃く反映された作品がありました。大石氏は21歳の若さで、今後は「若者の酒離れ」を食い止めるために活動を続けると語っています。安斎氏も、医師としての本業を持ちながら、毎月キャンプに出かけるなど、仕事と遊びの両立を目指しています。

両名とも、カクテルという職業に真摯に向き合い、さらなる高みを目指し続ける姿勢が素晴らしかったです。

まとめ

今回の「Moon Shine Cocktail Competition 2025」は、参加者同士が競い合うだけでなく、互いに学び合う貴重な場にもなりました。イベントを通じて、日本のカクテル文化がさらに盛り上がることが期待されます。これからも注目のイベントとして、様々なカクテルの魅力を発信していくことでしょう。

詳細は、公式サイトをチェックしてみてください：Moon Shine Cocktail Competition 2025。
また、ファイナル大会の様子は、YouTubeでアーカイブ視聴が可能です：ライブ配信アーカイブ。