株式会社ピクセラ、台湾市場に進出
デジタル機器を通じて新しいライフスタイルを提案する株式会社ピクセラ(本社:大阪府大阪市)は、台湾のLASKO International Limited, Inc.との独占代理店契約を締結したことを発表しました。これにより、ピクセラは台湾市場に本格的に参入し、将来的にはウェルネス&ライフスタイルブランド「Re・De」が台湾の主要な家電量販店やECサイトで展開される予定です。
契約締結の背景
台湾では最近、消費者の可処分所得が増加しており、調理や美容に関する高価格帯の家電製品への需要が高まっています。このため、地元市場には大きな成長の可能性が見込まれています。
LASKO Internationalは、アメリカの扇風機やヒーター市場のリーダーであり、台湾全域に強力な販路を持っています。同社は主要なECプラットフォームに加え、40の主要百貨店やコストコを含む32の大規模な実店舗を有しているため、市場への浸透力が非常に高いのが特徴です。
海外成長戦略
株式会社ピクセラは、2027年までにRe・Deブランドをアジアの主要な5地域(台湾、韓国、中国、シンガポール、香港)に展開する計画を立てており、今回の契約はその第一歩となります。この戦略的提携を通じて、台湾消費者に向けた新しいライフスタイルの提供を目指しています。
製品ラインアップと発売時期
台湾市場では、今後以下の製品が順次販売される予定です:
- - 2025年12月:Re・De Hairdry(リデヘアドライ)
- - 2026年1月:Re・De Pot(リデポット)
- - 2026年3月:Re・De Range(リデレンジ)
これらの製品は、日本市場で高い評価を得ているプレミアム家電であり、美しさと機能性を兼ね備えたデザインを誇ります。台湾消費者に対して「心地をリデザインする」新しいライフスタイルを提供することが期待されています。
代表メッセージ
株式会社ピクセラの代表取締役社長、藤岡毅氏は、「LASKO International Limited, Inc.との提携を通じて、Re・Deが描くライフスタイルを台湾の皆様にお届けできることを大変嬉しく思います。本契約は、アジア市場開拓における重要な一歩となるでしょう」と述べています。また、LASKO Internationalの総経理、劉世煌氏も「現地の販売網とピクセラの製品力を融合させ、新たな生活体験を提供できると確信しています」と期待感を寄せています。
Re・Deについて
「Re・De」は心地よさをリデザインするウェルネスブランドであり、2020年には調理家電「Re・De Pot」を始めとして、本格的に展開を始めました。2022年12月には、生活全般に関わる製品ジャンルを展開するブランドへと進化し、単なる家電ブランドにとどまらない存在感を示しています。ユーザーの「心地」にフォーカスした製品開発にこだわり、生活の各シーンで「Re・De」の製品が存在することを目指しています。
企業情報
所在地:大阪府大阪市西区立売堀1-4-12 立売堀スクエア5F
設立:1982年
URL:
ピクセラ公式サイト
- - LASKO International Limited, Inc.
所在地:台湾桃園市長春六路7号3楼
設立:2010年
URL:
Lasko公式サイト
今後、ピクセラとLASKOのパートナーシップが台湾市場でどのように展開されるのか、目が離せません。