大人たちがハマる“考える遊び”の実態
近年、謎解きゲーム、ボードゲーム、マーダーミステリーといった頭を使うエンターテインメントが多くの関心を集めています。株式会社ハレガケの調査によると、全国の20〜59歳の男女400名を対象にした結果、実際にこれらの“考える遊び”に触れてきた人々の体験や感じ方が明らかになりました。
充実したエンターテインメント
調査によれば、約49%が過去に「考える遊び」を体験したと回答。中でも、最も人気が高かったのは「ボードゲーム」で、次いで「カードゲーム」「クイズ」と続きました。これらの遊びはルールがシンプルで、友人や家族との楽しみにも適しています。一方で、謎解きゲームも38%の人が体験済みで、少しずつ人気が広がっている様子が伺えます。
知っているけれど未体験のコンテンツ
逆に、マーダーミステリーと人狼ゲームは、「知っているが未体験」である人が多数を占めていました。これらは比較的複雑なルールがあるため、気軽に始めるのが難しいとされています。特に、人数が必要でプレイ時間も長いことがハードルになっていると言えます。
“考えている時間”の楽しさ
では、プレイヤーたちはどの瞬間に楽しさを感じているのでしょうか。調査結果では、「ひらめいて答えが分かった瞬間」「試行錯誤の末に正解にたどり着いた瞬間」が多くの支持を得ました。これに限らず、勝負に勝ったり、仲間と協力しながら進行する時も好まれる瞬間であり、プレイヤーが“考えている時間”そのものを楽しんでいることが伺えます。
重要視される要素
さて、では“考える遊び”を選ぶ際の基準は何でしょうか。最も重視されるのは「達成感」で、次いで「問題の難易度」が続いています。また、「参加のしやすさ」「展開がスムーズに進められること」も重要な評価基準となっています。これらの要素は、気軽さの観点からも理解できます。
プレイスタイルと楽しみ方
“考える遊び”の楽しみ方は実に多様です。調査では「ひらめき重視タイプ」「じっくり思考タイプ」「どちらも楽しみたいタイプ」の3つに分類され、それぞれ異なる傾向が見られました。
- - ひらめき重視タイプ(22.3%): 直感的なゲームに楽しみを見出し、瞬発力を重視。
- - じっくり思考タイプ(31.5%): 推理を重視し、過程そのものを楽しむ傾向。
- - どちらも楽しみたいタイプ(46.2%): 幅広いコンテンツを楽しむオールラウンダー。
結論
このように、「考える遊び」が大人のメンタリティにフィットしつつあることが見えてきました。株式会社ハレガケは、参加者が「面白そう!やってみたい」と感じるような体験を提供し続けることを目指しています。今後も、参加者の思考や感情に寄り添ったサービスを展開し、心を動かすエンターテインメントを提供していきます。