医薬品情報管理プラットフォーム「AI-PHARMA」が新たに有料プランを導入

医薬品情報管理プラットフォーム「AI-PHARMA」が有料プランを発表

木村情報技術株式会社が運営する医薬品情報管理共有プラットフォーム「AI-PHARMA」は、2025年9月より施設での複数名利用向けに有料プランの導入をお知らせしました。この新しい取り組みは、医療従事者のニーズに応えるものとして注目されています。

有料プラン導入の背景

近年、医療従事者向けのDI（Drug Information）関連のウェブサービスが相次いで終了しており、多くの利用者から無料サービスの持続性に不安の声が寄せられています。加えて、サーバー維持費や人件費の高騰が見られ、運営にかかるコストが増大しています。このような環境下、木村情報技術は「AI-PHARMA」を安定的かつ長期的に提供し続けるために、複数名利用向けの有料プランを導入することとなりました。これにより、医療従事者が安心してサービスを利用できるよう努めていきます。

有料プランの詳細

新たな有料プラン（税別）では、複数名での利用が可能となり、医療従事者向け広告メニューも提供されます。この広告プランでは、医療従事者に特化した広告を「AI-PHARMA」に掲載できるため、リクルート情報や病院見学会の案内、学会・イベントの告知など、広報活動にも役立つでしょう。広告掲載価格は月額10,000円（税別）からで、利用者にとって効率的な訴求が期待されます。

医薬品情報の集約と共有

「AI-PHARMA」は、病院や薬局向けにデータベース構築を行っています。具体的には、薬学的介入事例や注射薬配合変化情報などをデータベース化し、情報配信やユーザー同士の掲示板機能を通じて交流を促進します。2025年6月30日の時点で、全体で1,000以上の医療機関と5,000名以上のユーザーに利用されています。

「AI-PHARMA STORAGE」オプションサービス

加えて、同プラットフォームでは2024年5月にリリースされた「AI-PHARMA STORAGE」もますます注目されています。これは、医薬品情報の管理に特化したクラウド型のファイルストレージサービスで、特に病院や薬局のデータ管理基盤として活用されることを目的としています。こちらの利用料も月額10,000円（税別）からとなっています。

今後の展望

木村情報技術は、導入された有料プランを通じてさらなる安定運用とサービスの向上に努めるとともに、医薬品情報の集約・共有・活用を支援し、医療行业の業務効率化と安全性向上に貢献していく所存です。

「AI-PHARMA」に関する詳細ーーお問い合わせや会員登録は以下のリンクからご確認ください。
会員登録はこちら