株式会社invoxが開発・運営する「invox受取請求書」は、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するため、建設・工事ソリューション「ガリバーシリーズ」(提供:あさかわシステムズ株式会社)との連携を開始しました。
建設業界の課題とDXの必要性
建設業界は、複雑な業務フローや個人事業主との紙ベースのやり取りが多く、DX化が遅れている業界の一つです。特に、2024年問題による労働力不足は深刻で、少ない時間と人員で高い生産性を実現することが求められています。時間と予算の制約が厳しい建設業界において、プロジェクトを円滑に進めるためには、業務効率化が不可欠です。
「invox受取請求書」と「ガリバーシリーズ」の連携
「invox受取請求書」は、AI OCRとオペレーターによる自動データ化で、請求書の受取から入力、支払、計上業務までを自動化するシステムです。今回の連携により、「ガリバーシリーズ」のユーザーは、「invox受取請求書」の機能を活用することで、建設業界特有の「工種」「費目」「細目」などの設定を効率的に行うことが可能になります。従来、手作業で行っていたこれらの作業を自動化することで、大幅な時間と労力の削減が期待できます。
「ガリバーシリーズ」について
「ガリバーシリーズ」は、あさかわシステムズ株式会社が提供する建設工事業者向けの統合型基幹業務システムです。営業管理、見積管理、工事原価管理、購買管理、債権管理、JV管理、財務会計、人事給与、固定資産管理、資機材管理、販売管理など、建設業務に必要な機能を網羅しています。必要に応じて、部分的な機能のみ利用することも可能です。
「invox受取請求書」と「ガリバーシリーズ」の連携は、建設業界のDX推進を大きく加速させるものとして期待されています。両社の技術とノウハウを融合することで、建設業界全体の業務効率化と生産性向上に貢献していくことが期待されます。