一般社団法人日本デフビーチバレーボール協会(DBVA)は、2024年8月27日から9月1日にかけてチェコ共和国プラハで行われる「World Deaf Beach Volleyball Championships Prague 2024」に日本代表を派遣すると発表しました。選手たちは5月25日の選考会で決定され、彼らの出発が待ち望まれています。
この大会は、デフビーチバレー界において非常に重要な意味を持ちます。特に、イチビキ株式会社がスポンサーとして選手たちをサポートしていることが特筆されます。イチビキは名古屋を拠点とし、味噌や醤油、つゆなど様々な調味料を手がける食品メーカーです。彼らの製品は厳選された国産素材を使い、健康を考慮しつつ伝統的な製法を守りつつも便利で栄養価の高いものが多いです。このような食品メーカーのサポートを受けることで、選手たちは試合に向けた栄養面での備えができています。
大会にはチェコ、ブラジル、ドイツ、ウクライナ、日本など12カ国が参加予定で、日本代表選手は男子ペアが今井勇太・寺井捺貴、瀬井達也・山本将隆の2組、女子ペアは伊藤碧紀・堀花梨、大塚一乃・境出ゆきえの2組という布陣です。選手たちは日本の厳しい気候の中で熱心に練習を重ねており、DBVAの牛尾理事長は「世界の舞台で最高のパフォーマンスを発揮できるように準備を進めている」とコメントしています。
大会日程は、8月27日の予選リーグ開会式を皮切りに、28日から30日は予選リーグが行われ、31日から9月1日は決勝トーナメントとなっており、最後の決勝戦と閉会式は9月1日に実施されます。これにより、日本のデフビーチバレーボール選手たちが国際的な舞台に立つ姿が見られることになります。
また、2025年には東京でデフリンピックが開催されることも決まっており、今回の世界選手権は、選手たちにとってデフリンピックに向けた貴重な経験となることが期待されています。DBVAは今後もデフビーチバレーボールの発展と、デフアスリートの育成、競技力向上に尽力する意向を示しています。
大会の詳細や選手の活躍については引き続きお知らせされる予定です。興味がある方は、以下のリンクで最新情報を確認してください。大会の開催が待ち遠しいですね。
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