AIで家電使用状況を可視化！インフォメティスと丸紅が販売契約締結

AIが家電使用状況を可視化！スマートホーム時代を簡単に実現

近年、スマートホームへの関心が高まる中、インフォメティス株式会社と丸紅株式会社が販売契約を締結し、画期的な電力管理サービスの提供を開始しました。このサービスは、インフォメティス社が開発したAI技術を活用し、家庭全体の電力使用状況から家電ごとの消費電力を推定するというものです。

分電盤一つで家庭全体の電力状況を把握

従来、スマートホームを実現するには、インターネット接続機能付きの家電への買い替えや、各家電へのスマートタップ設置が必要でした。しかし、この新しいサービスでは、分電盤に設置した専用センサー一つで、家庭内の全家電の使用状況をAIが推定。これにより、既存の家電をそのまま使用しながら、手軽にスマートホーム環境を構築することが可能になります。

専用Webアプリケーションで詳細な情報を提供

サービスを利用することで、専用Webアプリケーションを通して、時間帯ごとの家電別使用状況や電気代の内訳などの詳細な情報を取得できます。外出先からでも自宅の電力使用状況を確認できるため、不在時の電力消費を把握し、省エネ対策に役立ちます。

太陽光発電との連携も可能

太陽光発電システムを設置している家庭では、発電量や売電量もモニタリング可能です。発電状況と消費状況を同時に確認することで、より効率的なエネルギー管理を実現できます。

インフォメティス社の技術力

インフォメティス社は、2013年設立のAI技術開発企業です。ソニー株式会社からのカーブアウトを経て、AIによる家電分離推定技術の開発に注力。理化学研究所革新知能統合研究センター長である杉山将氏やケンブリッジ大学教授のズービン・ガラマーニ氏をアドバイザーに迎え、世界最先端のAI研究開発体制を構築しています。