リトプラとaquwa、戦略的資本提携を発表
株式会社リトプラは、子ども向けYouTubeチャンネル「サンサンキッズTV」を運営している株式会社aquwaと資本提携を結びました。この提携により、リトプラの代表取締役である後藤貴史氏がaquwaの社外取締役に就任し、両社の戦略的連携を強化することが決定されました。
提携の背景
リトプラは「遊びが学びに変わる」というコンセプトのもと、国内外の商業施設で次世代型テーマパーク「リトルプラネット」を展開しており、子どもたちに新たな体験を提供する場を提供しています。一方、aquwaは「サンサンキッズTV」を通じて、デジタルネイティブ世代の子どもたちに大人気のYouTubeチャンネルを運営し、多彩なオリジナルコンテンツを配信しています。
このたびの提携は、両社のブランドと事業のシナジーを最大化し、今後のさらなる連携や統合を目指す戦略的パートナーシップと位置づけられています。
主な取り組み内容
この提携のもとでの主な取り組みは以下の通りです。
1.
キャラクターのパーク・イベント展開
リトルプラネットの各パークや催事に「サンサンキッズTV」のキャラクターを登場させ、来場者に新たな体験を提供します。
2.
相互ブランドの認知拡大
YouTubeの「サンサンキッズTV」とリトルプラネットのリアルな遊び場を組み合わせ、互いのブランド認知度を高めていきます。
3.
オリジナルIPの共同開発・ライセンス展開
両社のクリエイティビティを活かし、新しいキャラクターやストーリーの創出を目指し、商品化やライセンスビジネスを進めます。
4.
人材交流による事業推進力の強化
クリエイティブ、運営、マーケティングなどの人材を相互に交流させ、ノウハウを共有し事業成長を加速します。
今後の展望
この提携を通じ、デジタルとリアルを融合させた新しい子ども向けエンターテインメントの形を共創していくとともに、日本国内にとどまらず海外展開も視野に入れたIP戦略を共同で進めていく予定です。
代表取締役のコメント
後藤貴史氏は、「『サンサンキッズTV』と『リトルプラネット』の親和性は非常に高く、今回の提携は両社のビジョンを融合し、次世代のエンターテインメントを共創する重要な一歩です。国内外のファミリーにワクワクと学びを提供する価値創造に努めてまいります」とコメントしています。
一方、aquwaの佐々木和哉社長は、「リトプラ様との提携を大変嬉しく思います。お互いの強みを共有し、IP展開やリアルな接点作りを広げていきたい」と述べています。
リトルプラネットとは
リトルプラネットは、遊びとテクノロジーの融合によって子どもたちに新しい体験を提供し、自ら考え、学び、触れ合う力を育むことを目的とした次世代型テーマパークです。国内では24か所、海外では4か所に常設パークが展開されており、訪れた子どもたちにパーソナライズされた未来の遊びを提供しています。遊びのデータは専用のリストバンド「シャリング」に記録され、個別に合わせた体験が可能です。
会社情報
リトプラの所在地は東京都港区台場で、2016年9月に設立されました。ロケーションベースエンターテインメント事業やオンラインサービス事業を展開しており、詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
株式会社リトプラ公式サイト