ラグビー経験者を対象にした滑り止め意識調査
株式会社MEMOCO(東京都渋谷区)が、ラグビー経験者に対して「滑り止めに関する意識調査」を実施しました。調査には男女118名が参加し、ラグビーの際の手汗や滑りについての思いを明らかにしました。
調査の概要
調査期間は2024年12月24日から2025年1月28日までで、インターネットを通じて行われました。参加者の性別は男性が約83%、女性は約17%と、主に30代から40代の男性が多く回答しました。
ラグビー中の手汗と滑りの悩み
参加者に対し、「ラグビーをする際に手汗や滑りが気になるか?」という質問が投げかけられました。
その結果、約74%が「気になる」と回答しました。さらに「グリップ力を向上させたい!」と感じたことがあるか尋ねたところ、約75%がグリップ力の向上を求めていました。
具体的には、グリップ力を高めたいシーンについての質問には、約57%が「ボールをキャッチする時」、約43%が「ボールを投げる時」と答え、ラグビーにおいてグリップ力が極めて重要であることが分かりました。
使用した滑り止め剤の実態
次に、どの滑り止めを使用したかを調査しました。約47%が「使用していない」と述べる一方で、使用経験者では「ロジン」が約28%、「粉末系」は約17%、「液体系」は約8%と見られました。
満足度については、「大変満足」とした人は約18%で、その他の約82%は何らかの不満を抱いていることが判明しました。
満足の理由
「どちらかといえば満足」とした人は、以下の理由を挙げました。
- - まっすぐに投げやすくなった(40代 女性)
- - グリップ力が上がったが、砂のグラウンドでは手が汚れる(30代 男性)
- - パスに回転をかける際に良い指のかかり(40代 男性)
- - ルーティン化したことで安心感が得られる(40代 男性)
不満の理由
「どちらかといえば不満」との回答には、以下の意見がありました。
- - 汗や接触で流れてしまう(30代 男性)
- - 効果の持続時間が短い(40代 男性)
- - 効果にムラがある(40代 男性)
これらの意見から、滑り止め剤使用時の問題点が浮かび上がりました。
まとめ
調査結果から、ラグビー経験者の約70%以上が手汗や滑りに対する課題を意識していることが分かりました。既存の滑り止めの使用において、「効果の持続時間が短い」や「手が汚れやすい」といった不満が多かったため、ラグビー中のプレイに集中するためには、より高い効果を持ち、汚れにくい滑り止め剤の開発が必要です。今後のラグビー界における滑り止め剤の進化に期待したいところです。