中部国際空港の充電設備が進化!
中部国際空港株式会社は、愛知県常滑市にある同空港のサービス向上を目指して、第1ターミナル搭乗エリアに充電設備を順次拡充しています。これにより、国内外から訪れる多くの旅行者にとって、より便利で快適な空港利用が可能になります。
今までの充電機能は、一般的なコンセントとUSB端子の2種類のみでしたが、今後の拡充計画では新たにType-Cの充電端子も設置されることが決定しました。この変更により、さまざまなモバイルデバイスの充電ニーズに応えることができます。また、2026年9月までの目標として、約1600の充電ポートを設置し、ベンチを利用する方々の約80%が座席から直接充電できるようにすることを目指しています。
特に、2025年7月時点では第1ターミナルの国内線1~7番搭乗ゲート付近への増設作業が既に完了しており、今後は国内線の全3ゲート及び国際線の全25ゲートの近くにも順次この充電設備が設けられます。すべての工事は2026年8月までに完了する予定で、その後に行われる「第20回愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会」に向けて、空港としての受け入れ体制を整えていくとのことです。
旅行者にとって、機内でのモバイルバッテリーの使用が制限される昨今、充電設備の充実は特に重要です。搭乗前にスマートフォンやタブレットを快適に充電できる環境が整うことで、安心して空の旅に臨むことができるでしょう。
中部国際空港は、今後もお客様の多様なニーズに応えるべく、さらなるサービスの改善に努め、空港利用の利便性向上を図っています。安全で快適なフライト準備を提供するために、環境とサービスの向上にも引き続き取り組んでいくとのことです。
中部国際空港株式会社の概要
- - 会社名: 中部国際空港株式会社 (CENTRAL JAPAN INTERNATIONAL AIRPORT COMPANY, LIMITED)
- - 所在地: 愛知県常滑市セントレア1丁目1番地
- - 設立: 1998年5月1日
- - 代表: 代表取締役社長 籠橋寛典
- - 主な事業内容:
1. 中部国際空港及び航空保安施設の設置及び管理
2. 旅客及び貨物の取扱い施設等の機能施設、店舗等の利便施設の建設及び管理
3. 上記に付帯する事業