パレスホテル東京とフードロスバンクの取り組み
フードロス問題は現代社会における重要な課題の一つです。飲食可能な状態で捨てられる食品が年々増加している中、フードロスバンクは、2020年9月に設立されました。主な使命は、特にコロナ禍において悪化する食品ロスを減少させることです。この取り組みの一環として、2021年9月8日から、パレスホテル東京とのコラボレーションで新たな商品が発売されます。それが「ケーク サレ」です。
「ケーク サレ」とは?
「ケーク サレ」は、フランスの塩味のケーキであるケーク・サレをベースに、ロスフードと呼ばれる余剰食材を用いた新感覚の料理です。見た目の不揃いや流通基準に合わないために廃棄される予定だった野菜たちが活用されます。このようなフードロスを防ぎつつ、美味しさにもこだわった商品を提供することを目的としています。
「ケーク サレ」には、廃棄予定の野菜のほか、リッチで風味あるコンテチーズやベーコン、サンドライトマト、ブラックオリーブが使われています。これにより、栄養価が高く、満足感も得られる料理に仕上げられています。まるでキッシュのように、お食事代わりとして楽しめたり、オーブントースターで温めることで軽やかな朝食にもぴったりです。また、お酒との相性も良く、ワインと一緒に愉しむのもオススメです。
商品詳細と購入情報
この新しい「ケーク サレ」は、パレスホテル東京のペストリーショップ「スイーツ&デリ」で購入できます。
- - 商品名: ケーク サレ
- - 発売日: 2021年9月8日(水)
- - 価格: 850円(税込み)
- - 販売店舗: パレスホテル東京 B1F「スイーツ&デリ」
- - 営業時間: 10:30~19:00
- - お問い合わせ: 03-3211-5315
パレスホテル東京のサステナビリティ理念
パレスホテル東京は、企業としての成長と持続可能性を両立させるために、サステナビリティコンセプト「未来を、もてなす。」を設けています。「人にやさしいおもてなし」「社会とつながるおもてなし」「自然と生きるおもてなし」の3つの柱が、自然環境や社会との調和の実現に向けた指針となっています。
この理念は、フードロスバンクとのコラボレーションにおいても顕著に表れており、おいしさだけでなく、社会的貢献も意識した商品が提供されます。
フードロスバンクの目指す未来
フードロスバンクは、毎年日本で廃棄される食品の量が約600万トンに達することに危機感を持ち、「食品ロス」を削減するための活動に力を入れています。これにより、一方では飢餓に苦しむ人々へ食糧を届け、環境問題の改善にも寄与したいと考えています。彼らの活動は、未来を見据えたサステナブルな社会の実現に向けた重要な一歩となるでしょう。
結論
「ケーク サレ」は、美味しさだけでなく、廃棄予定の食材を使用することでフードロスを削減する試みでもあります。新たな形でのサステイナブルな食体験をぜひ、パレスホテル東京でお楽しみください。