AnyMind Groupがインフルエンサー向け新機能を発表、生成AIで業務改善を実現

新しいインフルエンサー支援機能を発表したAnyMind Group

AnyMind Group株式会社は、人気のインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」とクリエイターグロースプラットフォーム「AnyCreator」で、生成AIを駆使した新機能の提供を開始しました。この新たな機能は、企業の業務効率を高めるとともに、生成されるコンテンツの品質向上を目指しています。

新機能の開発背景

この新機能は、アジア全域で8万人以上のインフルエンサーにアクセスできるAnyTagが直面していた課題を解決するために開発されました。ブランド企業が多様なインフルエンサーを募る際、魅力的なキャンペーンの公募情報を作成することが重要です。しかし、その品質はライターの能力に依存しており、労力を要する面もありました。特に、キャンペーン用の投稿が必須要件を満たさないという状況が多く見られ、さまざまな修正依頼が発生していました。これに対して、生成AIを活用することで、効率的な業務運用が実現可能です。

新機能の概要

1. マーケティングキャンペーン公募情報のドラフト作成

今回の新機能では、ブランド企業がPRしたい商品やサービスのURLや説明を入力するだけで、会員制の過去4,500件以上の公募型キャンペーンデータからAIがインフルエンサーに興味を引く公募情報のドラフトを自動生成します。この機能によって、ブランド企業は魅力的な情報を迅速に作成でき、参加インフルエンサーの数を増やすことが期待されます。

2. PR投稿内容のドラフト作成

さらに、「AnyCreator」では、AIがキャンペーンの要件に適したPR投稿のドラフトを作成することが可能です。これにより、必須要件の見落としを大幅に減らすことができます。また、インフルエンサーが自身の通常の投稿内容をAnyCreatorにコピー＆ペーストすることで、個性を反映させたユニークな投稿を創出することも可能です。他のインフルエンサーとの差別化を図りつつ、記憶に残るコンテンツを作る手助けをします。

AnyMind Groupについて

AnyMind Groupは2016年にシンガポールで設立され、アジア市場を中心に15ヶ国に展開するテクノロジーカンパニーです。実践しているビジネスモデル「BPaaS（Business Process as a Service）」を活かし、企業のDX推進や効率的な業務運営を支援しています。今回の新機能により、ブランド企業とインフルエンサー双方にメリットをもたらすことが期待されています。