2024年度Civic Creative Base Tokyoアーティスト・フェロー成果発表
シビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)は、2024年度のアーティスト・フェローによる成果発表を開催します。このプログラムでは、選ばれたアーティストたちが新たな創作活動の機会を得て、それを市民とともに探求し表現していくことを目指しています。2024年度に選ばれたのは、布施琳太郎、HUMAN AWESOME ERROR、柴田祐輔+Token Art Center、MVMNT、市原えつこの5組です。
開催概要
この成果発表は、1月31日から3月23日までの39日間にわたり5つの展覧会と32回のイベントが行われる予定です。会場はCCBTのほか、葛西臨海公園、コスモプラネタリウム渋谷、Salon de Zuppaなど多岐にわたります。
参加アーティストのそれぞれが持つ独自の視点を通じて、アートとテクノロジーの融合を感じることができる貴重な機会です。
各アーティストの見どころ
布施琳太郎「パビリオン・ゼロ」
布施氏のプロジェクトでは、日本の大地や根拠の意味を深く問います。葛西臨海公園を舞台とした市外劇形式による展覧会や、プラネタリウムにおける全天球上映を通じて、観客は空の水族園を体感しながら新たな視点を得ることができます。
HUMAN AWESOME ERROR「Super Cells Infinite」
この展覧会では、がん与件がきっかけで生まれた「Super Cell」シリーズの最終章が発表されます。アートとサイエンスの境界を超えた作品を通じて、生命にまつわる所有や倫理について深い問いかけを行います。
柴田祐輔+Token Art Center「続・代替屋」
渋谷での展覧会とパフォーマンスを通じて、都会の食文化や代替食の探索が行われます。特に、雑草や昆虫を使った料理を通して、食べることの本質について考え直す機会を提供します。
MVMNT「TOKYO [UN] REAL ESTATE」
都市のリアルとフィクションをテーマにした展覧会が開催され、観客は論争的な視点から東京を見ることができるでしょう。
市原えつこ「ディストピア・ランド」
未来のディストピア社会を描いた展覧会とともに、そこでの生活や文化を探求するワークショップが提供されます。
参加の方法
参加者は、各イベントの詳細を公式ウェブサイトで確認し、必要に応じて事前申し込みを行うことが求められます。入場は無料ながら、人気のイベントは定員が設けられていますので、早めの申し込みをお勧めします。
この機会に、アートとテクノロジーが交差する新しい表現の貌を体感してみてはいかがでしょうか。市民とアーティストとの共創によって生まれる未来のアートシーンをお見逃しなく!
公式サイト
公式ウェブサイトからは、イベントの最新情報や詳細が随時更新されるため、チェックしておくと良いでしょう(
CCBT公式サイト)。
これからの展示とイベントに期待が高まります!