新しいおんぶの選択肢「ディディゴー」
2025年7月15日、株式会社オンフィリアは新たなおんぶ紐「ディディゴー(DidyGo)」を発表しました。これは、日本でおんぶ文化を復活させるために設計された製品で、赤ちゃんの自然な姿勢を保ちながら、親子のコミュニケーションを促進することに重点を置いています。
日本での「おんぶ離れ」
最近、日本では育児スタイルが変化し、おんぶ文化が薄れつつあります。少子化や核家族化の影響で、親たちが自身のおんぶ経験を持たずに育児を始めるケースが増え、「おんぶに自信がない」と感じる親が多くなっています。育児支援の現場からも、そのような声が多く寄せられています。
既存の悩みを解消する「ディディゴー」
ディディゴーは、ユーザーとの対話を通じて現状の抱っこ紐にあるいくつかの課題を克服するために開発されました。これらの課題には、赤ちゃんの自然な姿勢を保ちにくい製品が存在することや、高い位置での装着が難しい点、また使いにくい仕様やデザインが多く見られることが含まれます。
これに対して、ディディゴーは以下の特長を持っています。
1.
赤ちゃんの快適な姿勢を守る設計
ディディゴーは、優れた通気性とサポート力を備えたディディモスの織布を使用し、赤ちゃんの自然なM字姿勢をしっかり支えます。これにより、長時間のおんぶでも赤ちゃんに快適な姿勢を保つことができます。
2.
簡単装着のリュック型デザイン
シンプルな4ステップで装着でき、初めてのおんぶでも不安なく使えます。体格の異なる親でも共有しやすい設計です。
3.
高い位置でのおんぶ
肩越しの高い位置でおんぶすることができ、赤ちゃんは親と同じ目線を共有しやすく、好奇心を持ちながら周囲の世界を観察できます。
4.
妊娠中でも快適に使用可能
腰ベルトがない設計で、妊娠中でも安心して使用できる点は大きな魅力です。さらに、きょうだい育児にも活かせる工夫がありません。
5.
機能的で快適な仕様
通気性に優れた織布を使用しており、夏の暑い時期でも快適に使用できる工夫が施されています。外出時にも最適です。
6.
柔軟な抱っこ方法
おんぶだけでなく、前抱っこにも対応しており、シーンに応じて使い分けられる点も評価されています。
製品の詳細と販売
ディディゴーは腰すわり(約7kg)から使えるリュック型のおんぶ紐で、税込価格は27,900~33,500円となっています。日本国内では、DIDYMOS公式オンラインストアや全国のアドバイザーによる試着体験を通じて購入可能です。
まとめ
「ディディゴー」は現代の子育てスタイルにフィットする新しいおんぶの選択肢です。日本の伝統的なおんぶ文化を大切にしつつ、使いやすさやデザイン性に優れたこのおんぶ紐は、育児をサポートし、親子の絆を深めるお手伝いをします。ぜひ一度体験してみてください。