Bonolive®がもたらす新しい肌質改善の可能性
概要
最近、株式会社龍泉堂が展開する機能性原料「Bonolive®」に関する新しい臨床試験結果が発表されました。この試験は、オランダのSolabia Nutrition社が行ったもので、結果は国際学術誌「Frontiers in Nutrition」に掲載されています。Bonolive®は、高オレウロペインを含むオリーブ葉エキスであり、特に更年期女性の健康に寄与することで知られています。これまでの研究では、骨代謝の改善や関節の快適性向上、血中脂質の改善が報告されてきましたが、今回の研究により「肌質改善」にも寄与する可能性が示されました。
新しい臨床試験の結果
本試験には、閉経後の女性65名を対象に、12週間の間、Bonolive®を1日250mg摂取するというランダム化二重盲検プラセボ対照試験が実施されました。その結果、次のような成果が得られました。
肌の構造改善
- - 毛穴数の有意な減少(12週時点でのプラセボと比較して:p=0.034)
- - 表面の凹凸の改善(Surface Skewnessのp=0.0166)
このデータは、肌の構造に明らかな変化が見られたことを示す貴重な情報です。
体内の加齢バイオマーカー
- - ペントシジンの低下傾向(p=0.022)
- - エラスチン量の低下を抑制(プラセボでは悪化)
これらの結果は、肌老化に関する深層的な問題にアプローチする効果が期待されることを示しています。
Bonolive®の特徴
Bonolive®は、独自の製法でオリーブの葉から抽出・精製された機能性原料で、オレウロペインを40%以上含有しています。これまでの研究では、更年期女性に対して以下のような健康効果があることも確認されています。
- - 骨形成マーカー(オステオカルシン)の上昇
- - 骨密度低下の抑制
- - 関節の快適性向上
- - 血中中性脂肪の低下
市場への影響と価値
Bonolive®の新知見は、更年期女性の肌悩みの解決への道を開く重要なエビデンスです。具体的には、毛穴の拡大や肌の粗さ、くすみなどの悩みに対して定量的な改善が見られており、従来のオリーブ葉エキス原料とは明確な差別化ポイントが存在します。
今後の展望
Bonolive®は、内側からの肌加齢ケアの新たな可能性を秘めています。更年期女性の健康課題に寄り添ったこの機能性原料は、美容ケアと加齢科学を繋ぐ新しい素材として期待されています。今後、国内でのさらなる臨床試験や機能性表示食品の開発を進める予定です。
その結果、Bonolive®は美と健康を両立させる新しいヘルスケア素材としての位置づけが強まることでしょう。
会社概要
- - 会社名: 株式会社 龍泉堂
- - 代表者: 塩島 由晃
- - 所在地: 東京都豊島区西池袋1丁目5番3号
- - 設立年: 1981年
- - URL: 株式会社 龍泉堂
新たな臨床試験の成果が見えた今、Bonolive®はただの健康素材ではなく、更年期女性の美しさを守るための頼もしいパートナーになることでしょう。