中高生の探究活動を映像で世界へ!「自由すぎる研究EXPO」入賞者向け映像制作プログラムが三菱みらい育成財団の助成事業に採択
株式会社トモノカイが主催する中高生向けの探究コンテスト「自由すぎる研究EXPO」は、2023年度の入賞者に対し、映像ドキュメンタリー制作プログラムを提供する取り組みが、一般社団法人三菱みらい育成財団の助成事業に採択されました。
本プログラムは、入賞者に対して「Yahoo!ニュース」協力のもと制作された学習教材『映像で伝える探究ステップゼロ』を活用し、短編ドキュメンタリー映像制作のノウハウを習得する機会を提供します。教材やオンラインセミナー、レクチャー動画を通して、生徒たちは映像制作の基本から学び、最終的には「札幌国際短編映画祭」の「MicroDocs U-18部門」への応募を目指します。
ドキュメンタリー制作を通して、生徒たちは探究活動に必要な「ものごとを捉え、他者に伝えるための視点」を養い、さらに「まとめ・表現」の手法を習得することができます。探究活動の成果を映像という新たな表現方法で世の中に発信することで、生徒たちの探究へのモチベーションを高め、更なる探究活動への意欲につながることが期待されています。
三菱みらい育成財団は、未来を切り拓く人づくりをテーマに、次代を担う若者の育成を目指す教育活動を支援しています。今回の助成事業では、436件の応募の中から105件が採択され、本プログラムは「教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な心のエンジンを駆動させるプログラム」というカテゴリーで選ばれました。
株式会社トモノカイ執行役員/未来教育創造室室長の木曽原和之氏は、「財団の理念と合致し、社会的意義が認められたことを大変光栄に思います。中高生の探究活動の成果は年々非常に価値のあるものになってきており、今回の取り組みをきっかけに、その価値を国内のみならず海外にも発信できる活動にしてまいります。生徒達の熱意あふれる探究活動の数々を、引き続き多くの企業や団体の皆様に応援していただければと思います。」とコメントしています。
「自由すぎる研究EXPO」は、生徒の自由な疑問や興味関心に基づいた研究の成果や考察を募集し、「称賛団体」と呼ばれる企業や大学などの専門家チームが審査を行います。称賛団体はそれぞれの専門領域から多様な観点で生徒の探究を称賛し、生徒たちの探究活動を応援しています。
本プログラムは、探究活動の成果を社会に発信し、更なる探究活動の促進を図ることを目指しています。中高生の探究活動が、映像という新たな表現方法で世界に広がることを期待しています。
「自由すぎる研究EXPO」について
「自由すぎる研究EXPO」は、株式会社トモノカイが主催する全国の中高生を対象とした探究コンテストです。2021年から開催され、今年で3回目の開催となります。
生徒たちは、自身の興味関心に基づいた研究テーマを設定し、探究活動を行い、その成果を自由研究作品として応募します。作品は、称賛団体と呼ばれる企業や大学などの専門家チームによって審査されます。
称賛団体は、生徒たちの探究活動に対して、専門的な視点から評価し、称賛を行います。称賛を通して、生徒たちは自身の探究活動の価値を再認識し、更なる探究活動へのモチベーションを高めることができます。
「自由すぎる研究EXPO」は、中高生の探究活動を応援し、彼らの潜在能力を引き出すことを目的としています。
三菱みらい育成財団について
一般社団法人三菱みらい育成財団は、三菱グループが創業150周年にあたり、次世代人材の育成を目的に2019年10月に設立されました。
財団は、未来を切り拓く人づくりをテーマに、次代を担う若者の育成を目指す教育活動への助成や、ネットワークづくり、情報発信を行っています。
財団の助成事業は、教育分野における革新的な取り組みや、社会課題解決につながる活動に対して行われています。
株式会社トモノカイについて
株式会社トモノカイは、2000年4月7日に設立された教育事業会社です。
同社は、学習デザイン事業、家庭教師紹介事業、塾講師求人広告事業、グローバル教育共創事業、学生メディア事業など、幅広い教育事業を展開しています。
「自由すぎる研究EXPO」は、同社の探究教育事業の一環として開催されています。