NECネッツエスアイが南丹市で開催したこどもICT体験会の魅力とは

NECネッツエスアイが南丹市で開催したこどもICT体験会

2021年8月1日、NECネッツエスアイ株式会社が京都府南丹市において「こどもICT体験会」を開催しました。このイベントは、地域の小学生とその保護者を対象に、ICT技術に触れる機会を提供し、デジタル技術に対する理解を深めることを目的としています。

イベントの目的と内容

「こどもICT体験会」は、次世代を担う子供たちがデジタル技術を体験し、持続可能な社会を実現するための意識を育むことを狙いとしています。参加者は、様々なプログラムを通じて実際に技術に触れ、学ぶことができました。特に印象的だったのは、南極の越冬隊経験者を講師に迎えた「南極くらぶ」のセッションです。

このセッションでは、南極での生活や環境問題についての講義が行われ、子供たちはSDGsや地球温暖化についての認識を深める機会を得ました。

体験プログラムの詳細

体験会では、以下のプログラムが用意されていました。

1. Youtuber体験：参加者は、動画の撮影、編集、配信ができる設備を利用し、実際にYouTuberのようなライブ配信を体験しました。
2. VR体験：VRデバイスを装着して、仮想空間でミーティングや火災時の消防活動を体験。没入感のある体験が、子供たちの興味を引きました。
3. 南極くらぶ：南極観測隊の越冬隊経験を持つ社員が話をし、南極での経験や環境問題についての考えを共有しました。
4. その他：
- 受付にはコミュニケーションロボットが設置され、イベントの案内を行いました。
- 会場ではCO2濃度を測定するセンサーを設置し、環境モニタリングも実施。
- LANケーブルの作成と疎通確認ができる体験コーナーも設けられ、自分で作ったケーブルを持ち帰ることが可能でした。

地域社会との共創

NECネッツエスアイは「Digital × Town」というコンセプトの下で、地域社会のデジタルシフトを推進しています。この理念に基づき、自治体との共創活動を通じて、様々な社会課題の解決を目指しています。今回のこどもICT体験会もその一環であり、地域の教育環境の向上や、子供たちの未来を見据えた取り組みとして評価されています。