明海大学が主催した高校生向け空き不動産活用コンテストを後援

空き不動産活用コンテストの開催

2025年に向けて、明海大学不動産学部が主催する「高校生が考える空き不動産活用コンテスト」の最終審査会が、8月31日に明海大学浦安キャンパスで行われました。本コンテストは、空き家や空き不動産の問題に対して高校生たちが新たな視点を持ち、創造力を発揮する場を提供するものです。

大学と企業の共同企画

このイベントは、明海大学と株式会社センチュリー21・ジャパンの産学連携協定の一環として開催されました。同社の代表取締役社長、高坂勇介氏が特別審査員として参加し、優れた提案に対して「センチュリー21賞」を授与しました。地域活性化や環境配慮などをテーマにした126件の応募の中から、書類審査に合格した12作品が最終審査に登場しました。

実行された審査会

審査会では、選ばれた学生たちがそれぞれの提案をプレゼンテーションし、地域の特性や世代間交流、新たな価値の創造を図りました。最優秀賞を受賞したのは、西南学院高等学校の八尋春花さんの「『こども食堂ファーム』～空き家で作る野菜と魚で、こどもたちを笑顔に！～」で、社会貢献と持続可能な未来に寄与するアイデアが高く評価されました。

さまざまな視点からの提案

また、優秀賞を受賞した作品の中には、「空き不動産の『余白』を、地域の『余白』へ」といった地域の利活用を提案するものや、技術者の「結」の精神を融合させた提案など、多様性に満ちた作品が並びました。学生たちの新鮮な視点は、今後の不動産業界に新たな風をもたらす可能性を秘めています。

今後の課題と展望

センチュリー21は、こうしたコンテストを通じて若者たちが空き不動産に触れ、問題解決に取り組む姿勢を評価し、今後も地域社会への貢献を続けていく意向です。このイベントが多くの高校生に刺激を与え、彼らのアイデアが世の中に影響を与えることを期待しています。

受賞作品の詳細やコンテストの様子については、公式ホームページをご覧ください。

2025高校生が考える空き不動産活用コンテスト公式サイト