家庭用テレビ電話システム「Waravi」が強靭化大賞を受賞し新たなステージへ

家庭用テレビ電話システム「Waravi」が強靭化大賞を受賞

2025年に行われる第11回ジャパン・レジリエンス・アワードにて、家庭用テレビ電話システム「Waravi」Projectが準グランプリ及び初代国土強靱化大臣賞を受賞しました。この受賞は、次世代に向けた強靭な社会づくりに寄与するための先進的な取り組みを評価するもので、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が主催しています。

アワードは2014年に創設され、防災や国土強靱化に資する活動に対して表彰されるもので、今回は特に「レジリエンス性」「公共性」「持続性」「波及性」「独創性」「実効性」といった要素が重視されました。これにより「Waravi」は、その長期的な影響力が認められ、受賞に至ったのです。

Waraviの特徴

「Waravi」Projectは、家庭用のテレビとリモコンを使って、手軽にテレビ電話を実現するシステムです。特に、パソコンやスマートフォンの操作が難しい高齢者でも、自宅のテレビを通じて家族や友人と簡単にコンタクトを取ることができるようになっています。また、地域見守りや遠隔診療、避難所での電話共有利用など、さまざまな活用が期待されています。

新バージョンにはアラート通知機能が搭載され、災害時には取得した情報や行政からの通知をテレビ画面に表示できます。これにより、視聴を続けている間でも大切な情報を逃さず受け取ることができます。

利用シーンと今後の展望

「Waravi」は、デジタルデバイドを克服するための多様なソリューションを提供します。具体的には、次のような機能を持っています:

1. テレビ電話のバリアフリー化: 操作が簡単で、誰でも容易に利用できる設計。
2. コミュニティからの緊急情報をテレビ画面で確認する機能。
3. 情報配信事業者との連携によって、有益な情報を幅広く届ける仕組み。

2025年6月には新プラットフォームを介して、さらに進化したテレビ電話システム「Waravi」ならびに「HOTLINE TV+」がリリースされる予定です。これにより、より多くの人々が簡単に通信できる環境が整います。

新しいバージョンの登場に、ぜひご期待ください！