楽しく料理するための道具選びセミナーが開催されました

2025年3月31日、貝印株式会社が主催した特別なセミナー「料理がもっと楽しくかんたんに！スープ作家・有賀薫さんに教わる“いい道具の選び方”」が、同社の本社にあるイベントスペース「KaiHouse」で開催されました。このセミナーでは、人気スープ作家の有賀薫さんを講師に迎え、料理の効率を上げるための優れた調理道具の選び方を学ぶことができました。

セミナーは13:30から始まり、まず貝印のキッチン用品ブランド「SELECT100」の商品についての紹介が行われました。ブランド担当の藤野倫氏が、2004年の立ち上げから20周年を迎えるまでの歴史や商品のコンセプトについて話しました。このブランドは、シンプルでありながら使いやすく、料理を楽しむための道具として多くの支持を得てきました。

続いて、有賀薫さんが考案した特別レシピを「SELECT100」の調理器具を使ってデモンストレーションしてくれました。料理実演では、基本のにんじんしりしりや、ブロッコリーを使ったミネストローネなど、多彩なメニューが披露されました。有賀さんは、料理を楽しむためには実際に道具に触れ、自分の手に合ったものを選ぶことが重要だと強調し、準備や片付けのしやすさも含めた道具選びのポイントを解説しました。

参加者はその後、有賀さんの考案したレシピを実際に調理する体験をしました。使ってみた参加者からは「せん切り器やグレーターの切れ味が良く、軽い力でもうまく調理できるため、子どものお手伝いにも最適です」といった声が寄せられました。また、シリコーンスプーンの扱いやすさや、持ち運びしやすさなども好評でした。調理体験後は試食をしながら、「SELECT100」に対するトークセッションが行われ、有賀さんと藤野氏が道具選びの大切さについて意見を交わしました。彼らは、使いやすい道具を開発していく意欲を示し、「いい道具を選ぶことで、料理がより楽しめるようになる」と述べていました。

イベントでは「SELECT100」で販売されている商品も紹介されました。例えば、手にフィットする斜め刃のピーラーや、食器洗いに対応する薄型のまな板、使いやすいナイフやコンパクトなグレーター、調理を効率化するスプーンやせん切り器など、あらゆるニーズに応えるアイテムが揃っています。

有賀薫さんは、多数のレシピ本を出版しているスープ作家であり、季節の素材を大切にしたスープを提案することで知られています。イベントを通じて、参加者は料理の楽しさや道具の重要性を再認識し、日々の食生活を豊かにするための第一歩を踏み出したことでしょう。

貝印の「SELECT100」は、シンプルでありながら機能的なデザインが特徴で、2004年のデビュー以来、プロから一般向けまで広く愛され続けています。今後も、このようなセミナーを通じて、料理の楽しみを広げていく取り組みに期待が寄せられています。