新しい保育園の魅力
2022-07-28 14:30:00

都市と公園が調和した新しい保育園デザインの魅力

新しいデザインが評価された保育園



東京都文京区茗荷谷に新たにオープンした「大空と大地のなーさりぃ茗荷谷園」は、子どもたちとその環境を大切にするための革新的なデザインで、4つの権威あるデザイン賞を受賞しました。この建物は、交通量の多い不忍通りと、子どもたちが遊ぶ児童公園に挟まれた場所にあり、さらにその奥には緑豊かな教育の森公園が広がっています。この立地は、都市の喧騒と自然の静けさを融合させた場所となっています。

設計の背景と理念



「大空と大地のなーさりぃ茗荷谷園」を手がけたのは、株式会社キノアーキテクツの建築家たちです。彼らの設計する目的は、地域の子どもたちが地域社会とつながりながら、安全に成長できる空間を提供することにありました。公園と直結するバルコニーが設けられ、子どもたちが自然の中で遊んだり、都市の風景を楽しんだりできるように設計されています。このように、バルコニーを介して公園と都市が結びつくことを視覚的に表現しました。

受賞歴と評価



本園は、「JIA 優秀建築選2021 100選」に選出されただけでなく、グッドデザイン賞やキッズデザイン賞、台北国際デザインアワードでも高い評価を受けました。これらの賞は、設計の独自性や地域に対する開かれた姿勢、そして子どもたちが安全に遊べる環境作りが評価された結果です。特に、地域に開かれた公園との結びつきが大きなポイントとなり、多くの受賞につながりました。

環境への配慮



都市型保育園としての「大空と大地のなーさりぃ茗荷谷園」は、機能性と美しさを兼ね備えています。周辺の環境を最大限に活用し、地域の特徴を取り込んだ設計が魅力です。都市的な環境の中で、自然の要素をふんだんに取り入れた設計を心掛け、子どもたちが安心して遊べる空間を提供しています。建物の外回りには緑が豊富に配置され、四季折々の風景を楽しむことができます。

地域とのつながり



保育園は単に子どもたちを預かる場所ではなく、地域全体のコミュニティの一部でもあります。「大空と大地のなーさりぃ茗荷谷園」では、計画当初から他の保育園とも連携を図り、地域の子どもたちに施設を開放することが考慮されています。こうした取組みにより、地域内での友好関係を育み、子どもたちが多様な体験を通じて成長できるようにすることを目指しています。

最後に



「大空と大地のなーさりぃ茗荷谷園」は、都市と自然が調和した新しい保育園の在り方を示しています。その独自のデザイン哲学は、さまざまなデザインアワードでの受賞を通じて評価されています。今後も、この保育園が地域の子どもたちにとって素晴らしい育成環境を提供し続けることを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社キノアーキテクツ
住所
東京都新宿区下落合2ー25ー9
電話番号
03-6882-9705

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