大学生が描いた理想のキャリアを実現する「公園」企画の実施成果
全国の大学生が本気で考えたプロモーション企画コンペティション、「Adfes」。本大会の一環として、法政大学の広告研究会カロカフェ班が金賞を獲得しました。この度、その受賞企画を具体化し、「大学生の大学生による大学生のための公園」というイベントが実施されました。
「大学生の大学生による大学生のための公園」とは
このイベントは、大学生のキャリアに関する会話を促進するための場を提供することが目的です。就活シーズンが近づく中、学生たちはキャリアについてオープンに話す機会が少なく、自分の価値観を整理することが困難な状況にあります。この企画では、オープンな環境の中で参加者が自身の価値観を再確認し、将来に対する新たな視点を手に入れることを狙いました。イベントには、実行するための助力として、パーソルホールディングス様にもご参加いただきました。
企画の実施概要
「大学生の大学生による大学生のための公園」は、2025年3月4日から6日の間、吉祥寺デッキ内にて開催されました。以下が実施内容です:
1. 10種類のキャリアエピソードが掲載された5組の大学生による対話形式のボードを設置。
2. 参加者は、自身に近いエピソードを選択し、それに基づいた性格分析を実施。
3. 分析結果は、デザイン性の高いカードとして提供され、その後、分析結果に合ったラベル付きドリンクも振る舞われました。
このように、参加者は楽しく、自分自身のキャリアについて考える機会を得ました。
参加者の反応
参加者のコメントからは、イベントが自身のキャリア観を見つめ直す良い機会になったことが伺えます。「自由タイプでした!自分にぴったりだと感じました」や「つながりタイプでした!自分に合うキャリアタイプを見つけるのが楽しかったです!」といった感想が寄せられ、普段は考えることが少ないキャリアに対して新たな視点を持つきっかけとなったようです。
法政大学カロカフェ班の活動を振り返って
法政大学の学生たちは、企画の実現に向けてさまざまな壁に直面しましたが、無事に成功を収めました。竹内幸太さんや熊谷知也さん、雨宮尭良さんらメンバーは、これまでの広告研究会の活動を通じて得た経験が、今回の実施に活かされたとコメントしています。特に、作業の優先順位を設定し、チームでのコミュニケーションを大切にする必要性を学ぶ貴重な機会となったようです。
今後の展望
この成果は、単なるイベントに留まらず、今後のキャリアに対する意識を高める重要なステップです。「Adfes」大会自体も、全国の大学生が真剣に企業の課題解決に向けて取り組む貴重な場であり、参加者の成長に繋がっています。今後も現実社会との接点を持ちながら、多くの大学生たちがこのような経験をすることが期待されます。
「Adfes2023」の成功を通じて、法政大学のカロカフェ班は、今後も多くのイベントに携わりながら、自身の可能性を広げていくことでしょう。