映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の全国的な拡がり
映画作品『ぼくが生きてる、ふたつの世界』は、主演の吉沢亮と監督呉美保による新たな試みが光る作品です。この映画は2024年9月に公開予定ですが、すでに非劇場上映が全国各地で行われており、地域社会の支持を受けて大きな反響を呼んでいます。
地域ごとの上映会の盛り上がり
本作品は、劇場公開後も各都道府県において聴覚障害者協会が中心となり、上映推進プロジェクトが急速に広がっています。特に、長崎県や群馬県、宮城県では県民運動的に上映会が増加しており、鑑賞料は1,200円で有料上映を行いながら、2026年3月までに全国8万5千人の動員を見込んでいます。最終的には今後3年間で20万人を目指しています。
これらの上映会には、公教育機関や地域の商工会、さらには地元の飲食店など、多岐にわたる団体が参加しており、利益の一部は赤い羽根共同募金に寄付され、地域のための活動も促進されています。
みんなの思いがつながる
上映会を推進している主催者たちの目標は、「誰もが安心して暮らせる社会を実現すること」です。そのために、上映会をきっかけにして啓発活動を行い、地域の共感を得る努力を続けています。映画を通じて、より良い社会を目指す姿勢が多くの地域で共鳴し、広がりを示しています。
3,000組以上の主催者ネットワーク
株式会社ワンダーラボラトリーは、特に社会的課題を扱った映画制作に力を入れており、非劇場での上映体制を強化しています。全国に広がる3,000組を超える上映主催者ネットワークを構築し、認知症や介護に関連したテーマを扱った上映会を数多く開催しています。例えば、映画『オレンジ・ランプ』は、これまでの上映で14万人を動員し、今後30万人の動員を見込んでいます。
その他にも、『ケアニン〜あなたでよかった〜』や『ピア〜まちをつなぐもの〜』といった作品でも、人気を博し、累計で40万人以上の動員を達成しています。
『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の見どころ
この映画は、監督呉美保が9年ぶりに公開する長編映画で、五十嵐大による自伝的エッセイを基に制作されています。主演を務める吉沢亮は、聴覚障害のある親を持つ主人公を繊細に演じ、母親役には著名なろう者俳優、忍足亜希子が出演しています。この作品は、ふたつの世界を行き来しながらも成長していく主人公の姿を描いた感動作です。
今後の期待
映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』を通じて、聴覚障害への理解が深まり、さらなる上映会の拡大が期待されます。地域の支援や協力が重要な役割を果たす中、映画がもたらすメッセージが広がることを願っています。
上映会に興味がある方は、つながる上映会Naviで詳細を確認できます。主催者への問い合わせは株式会社ワンダーラボラトリーまでお気軽にどうぞ。