大阪市立大学発ベンチャーが健康食品市場に新たな風を吹き込む
大阪市立大学の小島研究室は、食用植物成分による生活習慣病予防のメカニズムを明らかにする研究を進めています。この研究の成果の一つとして、ショウガ科の「ガランガル」から抽出した成分が脳機能を改善する可能性が示されています。これにより、食用植物の重要性が再認識されつつあります。
サルース研究所の設立
このような研究成果を活かすために、株式会社サルース研究所が2022年1月に設立されました。サルース研究所は、研究開発型ベンチャーとして民間企業と連携し、食用植物成分の事業化を目指しています。
代表の湯浅勲氏は、「人々の快適な暮らしへの貢献」を企業のビジョンとして掲げ、健康維持や健康寿命を延ばすための活動を進めています。また、サルース研究所は、健康、美容に関する研究や開発を行い、健康食品や化粧品などの製造・販売も手掛けています。
研究内容と期待される成果
サルース研究所で進められる研究は、食用植物の持つ機能性成分を解明し、それをもとにした製品開発を行います。例えば、ガランガルに含まれる成分が脳機能改善に寄与することが期待されており、これを活用した新たな健康食品の開発が進行中です。
また、同研究所は、健康食品や補助食品などの他にも、自然食品や健康飲料、化粧品、食品添加物と多岐にわたる事業を展開しており、これにより人々の生活の質を向上させることを目指しています。
今後の展望
サルース研究所は、企業との連携を強化しながら、研究をさらに深め、多様な食用植物の特性を活かした製品開発を加速していく計画です。今後の研究成果が事業化されることで、理想的な健康維持が可能ともなり、生活習慣病の予防にも寄与することが期待されています。
お問い合わせ
この新しい取り組みについて興味を持たれた方は、広報窓口までお問い合わせください。サルース研究所が目指す未来の健康へ向けた道のりにぜひご注目ください。
会社概要
- - 名称: 株式会社サルース研究所
- - 所在地: 大阪府大阪市住吉区杉本三丁目3番138号(大阪市立大学内)
- - 代表者: 湯浅 勲
- - 資本金: 990万円
- - 設立年月日: 2022年1月26日
- - 出資者: サカタインクス株式会社、甲南化工株式会社、湯浅 勲、株式会社リテックス研究所
- - URL: サルース研究所の公式サイト