有明こどもクリニック勝どき院、関衛順新院長就任
医療法人社団モルゲンロートの勝どき院において、2023年12月1日より関衛順先生が新たに院長として就任します。関新院長は、これまで地域に根ざした医療を提供しており、多くの患者とその家族から信頼を寄せられています。この度、院長就任にあたって行われた小暮裕之理事長との対談内容を通じて、彼の医療理念や今後の展望について詳しく見ていきます。
関衛順新院長の経歴と医療への想い
関院長は、新潟大学を卒業後、小児神経疾患や遺伝性疾患を専門としてきました。小児科医を志した理由として、子どもが好きで、患者一人一人に寄り添った医療提供を目指す気持ちがあり、地域の子育て支援にも積極的に取り組んでいます。
医師として全身を診る姿勢に魅せられ、小児科の研修を選んだ彼は、神経疾患と遺伝的異常に関心を持つようになり、それに関する知識を深め続けてきました。特に、子育て中の親の気持ちをよく理解し、彼自身の子供が患者として受診した経験が医療の質を高める材料となったのです。
社会課題への向き合い
今回の対談では、関新院長が医療の現場から見た社会課題についても触れました。感染症予防の重要性についても言及し、例えばインフルエンザ流行期には家族単位での行動が大切であることを強調。人混みや密閉空間は避け、換気の良い環境で過ごすことが重要としています。また、過度な疲労やストレスから子供を守ることも大切なポイントです。
医療法人社団モルゲンロートの役割
小暮裕之理事長は、関院長の新任を祝い、医療法人が掲げる「笑顔で安心して出産や子育てができる社会創り」というミッションを再確認しました。モルゲンロートは、医療×DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用し、全ての患者に対して「無駄ゼロ」「待ち時間ゼロ」「ストレスゼロ」の経験を提供する「次世代スマートクリニック」の実現を目指しています。このビジョンのもと、関院長の専門的な知識と温かい人柄が、勝どき院にとって強力な武器となることでしょう。
今後の展望と地域貢献
医療法人社団モルゲンロートは、有明をはじめ豊洲や勝どき、田町芝浦、さらに千葉県柏にクリニックを展開。また、地域連携を深め、子育て支援の取り組みとして休日診療なども行っています。共働き家庭が安心して子育てできるよう、地域に密着した医療サービスを提供することが目指されています。
関院長は、患者との絆を深めていくことで、より質の高い医療の実現を目指し、医療業界に革新をもたらす役割を果たすでしょう。これからの勝どき院の進展に期待が高まります。
まとめ
関衛順新院長の就任は、勝どき院だけでなく、地域医療全体に新しい風を吹き込むことでしょう。関院長の持つ理念や医療への情熱が、地域社会に大きな影響を与えることを信じて疑いません。今後の活動がどのように展開されていくのか、注視していきたいところです。