御幸毛織が120周年特設サイトをオープン
御幸毛織は、創業120周年を迎えるにあたり、「120周年特設サイト」を新設しました。2025年1月8日に120年の節目を迎えることを記念し、このサイトは会社の歴史や業績を振り返る貴重な情報源となっています。特設ページでは、120周年記念ムービーや社内公募から生まれたキャラクター、社長のインタビューも掲載されており、今後も様々な企画が展開される予定です。
120周年を祝う新たなキャラクター
特設サイトでは、120周年を祝福するキャラクター「みゆきち」も登場しました。彼女のデザインは、特別な日を祝う「幸せブーケ」をイメージしており、明るい色合いとリズム感のある植物デザインが特徴です。このキャラクターは、近年始まった新規事業「アグリ」を広く知ってもらうためにも重要な役割を果たしています。
プレミアムテキスタイルジャパンへの出展
御幸毛織は、120周年の第一弾として、2024年11月に開催される「プレミアムテキスタイルジャパン」に出展します。この展示会では、これまでの商品のブラッシュアップを行った国産毛織物の「ジャポニズム」を発信する予定です。また、新しい開発商品も披露されることに期待が寄せられています。
伝統を継承しつつ革新を続ける
御幸毛織は、1905年に創業以来、糸から服までの一貫したものづくりを追求してきました。特に近年では多様なSDGs活動にも力を入れており、ハギレを有効利用する「HAGIREプロジェクト」や、工場での廃棄羊毛を肥料として再活用する「WOOL NO HATAKEプロジェクト」を通じて、循環型社会の実現にも寄与しています。これらのプロジェクトは、ただの廃棄物を価値ある資源として活用する取り組みとして、業界内外から注目されています。
HAGIREプロジェクトの概要
「HAGIREプロジェクト」は、オーダースーツの生地から発生するハギレを利用して、ヘアゴムやリュックサックといった新商品の製作を行っています。このプロジェクトは、福祉施設とも連携して進められ、多くの方々に利用されています。ハギレを使用した商品は、公式ECサイトでも販売されており、新たなエコ活動の一環として注目されています。
WOOL NO HATAKEプロジェクトの取り組み
「WOOL NO HATAKE」プロジェクトは、ウールを用いて地元農業を盛り上げることを目的としており、ウールを使った茶の開発などが進められています。地域の農業学校とのコラボレーションにより、持続可能な農業と共生する新たな形を模索しています。
これからの御幸毛織に期待
御幸毛織は、さらなる挑戦を続けながら、伝統と革新を融合させたものづくりを追求しています。創業120年を迎えることで、さらに多くの人々にその存在を知ってもらい、未来に向かって成長する企業を目指す姿勢には、今後の展開が楽しみです。特設サイトや展示会を通じて、ブランドの魅力を体感できる機会が増えることを期待しています。