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NGO非戦ネットが語る政府安全保障能力に関する意見交換会

2025年2月12日（水）15時半より、衆議院第一議員会館でNGO非戦ネットによる意見交換会が行われます。このイベントは、日本の国際協力活動を行うNGOが連携し、特に国の安全保障政策に対する懸念を共有するための重要な機会です。

日本国内で最近話題になっている「政府安全保障能力強化支援（OSA）」は、日本の国際協力の方向性に対する大きな転換を象徴しています。元々、非軍事的な国際協力の精神を持つ日本が、武器を用いて他国への支援を行うことに対して、NGO非戦ネットは強い反対の声を上げています。この意見交換会では、OSAの具体的な運用方法や援助内容、対象国の選定基準などについて議論が繰り広げられます。

OSA導入の背景と懸念

日本政府は、インドネシアやマレーシアとの外交において、2023年に導入されたOSAを用いて防衛装備品の提供を行うことを合意しました。このような動きは、他のアジア諸国にも影響を及ぼし、地域の緊張を高める可能性があります。特に、今後計画されている予算案では、初年度は20億円から始まり、2025年度には80億円に増額される見込みであり、こうした流れは不安を招くものです。

一方で、OSAの導入には国会での審議が必要とされるか、それとも市民の声はどのように反映されるのかといった疑問があります。これらの情報は開示されるのでしょうか。OS様案を実施する外務省との意見交換も、この場で行われる予定です。

意見交換会のスケジュール

本会議の主催者の報告は15時30分から開始され、三年目を迎えたOSAの運用状況や対象国についての情報が提供されます。その後、国会議員や市民との意見交換が行われ、OSAの本質について深く掘り下げられます。

この意見交換会では、撮影や動画撮影も可能ですが、外務省との意見交換の時間帯には撮影を控える必要があります。また、参加費は無料であり、事前の申し込みは不要です。参加希望者は、当日の15時から15時30分に衆議院第一議員会館の1階入口にて通行証を受け取る必要があります。

参加方法と問い合わせ先

意見交換会への参加は、NGO非戦ネット事務局で行われます。問い合わせは日本国際ボランティアセンターまで。電話は03-3834-2388、メールは[email protected]（担当：今井）で受け付けています。

この貴重な機会を通じて、国際協力の在り方や日本の安全保障について、市民の声を直接届けることができる場となるでしょう。多くの方々のご参加をお待ちしています。

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