サザビーリーグ、AIモデル企業に出資し新たな価値創造を目指す

サザビーリーグとAIモデルの新たな挑戦

株式会社サザビーリーグは、東京を拠点に活動する企業で、独自のブランドを展開し続けてきました。最近、同社はAIモデルを提供する企業であるAI model株式会社に出資したことを発表しました。この出資は、スタートアップ企業に対するコーポレートベンチャーキャピタル（CVC）事業の一環として位置付けられており、既存事業とのシナジーを強化し、新たなライフスタイル領域の開拓を目指しています。

AIモデル企業との提携

AI modelは、ファッション業界を含むさまざまな分野で新たな価値創造を目指しています。具体的には、AIを活用して企業と共に課題を解決し、さらなる発展へと繋げる事業展開を行っています。その中でも、特に注目すべきはファッション業界におけるシーズン毎のビジュアル撮影の効率化です。サザビーリーグが展開する事業とAI modelのサービスは高い親和性を持っており、今後の顧客体験に大きな変革をもたらすことが期待されています。

AI技術による業務改善

AI modelの独自開発によるサービスは、各企業専属のファッションモデルやタレントを生成することが可能です。これにより、TVCMや広告展開におけるブランディングとプロモーションの最適化が実現されるほか、ECサイトやカタログ、店頭といったあらゆる場面でのビジュアル制作がスピーディに行えるようになります。さらに、コロナ以降の社会変化や人口減少、高齢化など、ビジネス環境が厳しい中でのDX（デジタルトランスフォーメーション）の推進もサポートしています。

企業情報：AI modelとサザビーリーグ

AI model株式会社は、2020年に設立され、東京都港区で事業を展開しています。代表の谷口大季氏のもと、AI開発やDX支援を行っており、独自開発のAIで生成した商用モデル画像の販売も手がけています。また、サザビーリーグは「Ron Herman」「ESTNATION」「ANAYI」といったアパレルブランドを持ち、衣食住に関連する40以上のブランドを展開しているクリエイティブリテイラーです。ブランドの特性を活かしながら、「It’s a beautiful day.」というスピリットを持ったライフスタイルの提案を行っています。