ラーメン業界の厳しさに挑む！麺場さかきやが新たな一歩を踏み出す

町のラーメン店が新たな挑戦

愛知県岡崎市にあるラーメン店『麺場さかきや』は、近年の厳しい経済情勢の中で新店舗の建設を決定し、クラウドファンディングに挑戦しています。2020年にオープン以来、多くのラーメンファンに愛されてきた同店。しかし、物価や光熱費の高騰、人手不足などの理由から、存続が脅かされています。そこで、私有地に新たな店舗を設立し、再び地域の人々に支持されるラーメン店を目指すことになりました。

厳しい現実と明るい未来

ラーメン業界全体では倒産率が増加傾向にあり、麺場さかきやも例外ではありません。店主の榊原氏は、『現状の店舗では、提供するサービスと経営のバランスが取れなくなってきた』と語ります。これを受けて、具体的な計画を立て、クラウドファンディングを通じて地域の支援をお願いすることとなりました。

クラウドファンディングの詳細

クラウドファンディングは1月1日から2月末までの期間で実施され、目標金額は500万円。目標を達成するため、食事券やオリジナルグッズをリターンとして提供しています。住所は愛知県岡崎市上里2-20-8の新店舗で、名鉄於御所バス停の近くに位置します。店舗の完成とオープンは来年4月を予定しています。

看板商品の坦々麺

『麺場さかきや』の人気メニューは、地元の八丁味噌を使用したこだわりの濃厚坦々麺。甘さと辛さが織り交ざるスープが特徴で、厳選された材料のみを使用することで、他のラーメンにはない唯一無二の味を実現しています。榊原氏は、これまで支えてくれたお客様への感謝の気持ちを込めて、新たな店舗でもこの坦々麺を進化させて提供したいと語ります。