国際高等学校、第3回入学式を盛大に開催！異文化交流のプラットフォームへ

2023年9月、新しい学期の幕開けを告げる国際高等学校の第3回入学式が盛大に行われました。授業を英語で行い、国際バカロレアプログラムを提供するこの学校は、愛知県日進市に位置し、世界中からの生徒の受け入れを行っています。今年も特に目を引くのは、23カ国から集まった新入生たちの姿です。新入生代表の庭田日菜子さん（愛知県出身）は、学校生活への期待と意気込みを熱く語り、彼女のスピーチは多くの生徒たちの心に響いたことでしょう。

入学式では、在校生からなるヘッドボーイとヘッドガールが新入生を歓迎するスピーチを行い、さらに在校生による音楽演奏も披露されました。新入生たちはこの日、自らが一つのコミュニティの一員として迎えられる感覚を味わいました。国際高等学校では、全寮制を採用し、生徒同士の交流を深めるために「ハウス制度」を導入しています。これは生徒が異なる国や文化を持つ仲間と共に生活し、支え合うためのシステムです。

新入生と在校生は、それぞれ4つのハウスに分けられ、同じハウスの中で一緒に活動することが求められます。スポーツ、文化祭、そして様々な行事を通じて、ハウスごとに競い合いながら、仲間との絆を深める仕組みが整っています。このシステムは、ハリー・ポッターを彷彿とさせるものであり、学年を超えた協力と交流を促進します。実際、「校歌合唱コンクール」で行われたパフォーマンスでは、生徒たちが学年を超えて協力し、創意工夫に満ちた振り付けを披露しました。このような取り組みによって、彼らは仲間との強い結束を体感することができました。

国際高等学校は「フロンティアスピリット」を教育理念に掲げ、未来の国際社会でリーダーシップを発揮できる人材の育成に力を入れています。新入生たちは、異文化の中での生活や共同作業を通じて、学業面だけでなく、人間としての成長を遂げることでしょう。このような多様な環境での学びは、国際理解やリーダーシップに重要な要素であり、生徒たちはきっと新しい視点や価値観を獲得することになります。

国際高等学校は2022年に愛知県日進市に開校し、短期間で多くの生徒に支持される存在となっています。日本語以外の教育を英語で行う特例校として、質の高い教育を実現しています。教育の質を保つため、少人数のクラスで多国籍の教員が指導し、生徒一人ひとりに対して丁寧なサポートが行われています。

新型コロナウイルスの影響で、対面授業の重要性が再認識される中、本校ではサマースクールや入学準備プログラムを通して、新入生が早期に適応できるようサポートしています。今後もオンライン説明会や授業見学会などを実施し、新しい学生を迎える準備を進めていきます。

国際高等学校という環境で、世界に通用するリーダーとして成長していくことを心から期待しています。この学校は、教育の場であり、異文化理解を育む場所でもあります。新しい仲間との出会いや、これからの学校生活があることで、新入生がどのように成長していくのか、今から非常に楽しみです。彼らの活躍が期待される中、国際高等学校はこれからも多様性を重んじる教育を続けていく所存です。