宇宙事業の新たな協力
2026-03-04 12:12:52

ALTILANと中部日本プラスチック、宇宙事業で新たな協力体制を構築

宇宙産業に向けた新たな展開



静岡県浜松市に本社を構える株式会社ALTILANと株式会社中部日本プラスチックが、2026年3月1日に宇宙事業分野での新たな協力を目指した基本合意書(MOU)を締結しました。この合意は、地域から生まれる新しい宇宙ビジネスの創出を目指し、両社が持つ技術と知見を結集させるものです。

背景


宇宙産業は、2040年までに市場規模が100兆円に達すると予測されており、日本政府も2030年代の初めには8兆円まで拡大することを目指しています。こうした中で、宇宙産業への参入は大手企業やベンチャーばかりではなく、地域の製造業にとっても新たなチャンスを提供しています。浜松市は、「ものづくりのまち」として知られており、輸送機器や光技術、精密加工の技術が集積しています。しかし、これらの高度な技術を宇宙分野に応用する動きはまだ限られています。

中部日本プラスチックは、1975年の設立以来、地球環境保全に貢献する素材技術を進化させてきました。最近では、大学と連携し、超小型衛星の開発や宇宙リサイクル技術の研究に挑戦しています。

一方、ALTILANは、物語とアートを基盤にした「ストーリードリブン」のアプローチで宇宙ビジネスを展開しており、非宇宙企業の参入支援を行っています。2026年2月には製造業の技術を活かすための宇宙参入診断プラットフォーム「ORBITAS」を発表予定です。

協業の概要


双方は以下の領域での協業を進める予定です。

1. 超小型衛星関連事業の企画・推進
CubeSatなどの超小型衛星を用いた新規事業の企画・開発。

2. 地域製造企業の宇宙産業参入支援
浜松地域の製造企業が持つ技術や素材の宇宙適用性を検証し、事業化をサポート。

3. スペースデブリ対策技術の事業化検討
増加するスペースデブリの問題に関し、中部日本プラスチックが取り組む技術を活用したソリューションの開発を進めます。

この協業を通じて、両社は互いの強みを活かし、新たなエコシステムを構築することを目指しています。

今後の展開


両社は本合意を基に、2026年度中に浜松地域における製造企業を対象とした技術実証プロジェクトの立ち上げを予定しています。また、国や自治体の支援制度を活用し、「ものづくり」と宇宙技術を融合させたビジネスモデルの創出に取り組む予定です。

代表者コメント


近年、宇宙分野への取り組みが進化する中、ALTILANのCEO、永利光氏は「物語が現実になるためには技術が不可欠。中部日本プラスチックとの協業により、浜松の製造業技術を宇宙産業につなげることができる」と強調しています。また、中部日本プラスチックの代表取締役、雪下真希子氏は「当社の技術とALTILANの事業構想力を組み合わせ、新たな価値を生み出します」と述べています。

会社概要


  • - 株式会社中部日本プラスチック
設立:1975年
所在地:静岡県浜松市
事業内容:プラスチック原料の製造、宇宙リサイクル技術の研究開発など。

  • - 株式会社ALTILAN
設立:2024年
所在地:静岡県浜松市
事業内容:宇宙ビジネスの共創、宇宙機器の開発など。


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会社情報

会社名
株式会社ALTILAN
住所
静岡県浜松市中央区鍛冶町100-1ザザシティ浜松中央館 B1F
電話番号
080-4731-8114

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