2026年春に横浜に誕生する新しいスタイルホテル「OMO7」

OMO7横浜の誕生

2026年春、神奈川県横浜市に「OMO7横浜 by 星野リゾート」が開業します。この新しいホテルは、JR関内駅のすぐ近くに位置し、旧市庁舎跡地を活用した「BASEGATE横浜関内」という大規模な開発プロジェクトの一部として誕生します。

「OMO」は、星野リゾートが手がける「テンションあがる街ナカホテル」として、地域とのつながりや文化を大切にした新しいスタイルの宿泊施設です。このホテルの設計には、日本の近代建築の父とも称される建築家・村野藤吾氏が手がけた旧市庁舎が取り入れられています。デザインはその意匠を再解釈し、現代的なエッセンスを加えつつ、横浜の文化的背景を大切にしています。

BASEGATE横浜関内の壮大なプロジェクト

「BASEGATE横浜関内」は、三井不動産など8社が共同で推進しているプロジェクトです。このプロジェクトでは、旧市庁舎の行政棟を保存し、横浜の文化を継承しながら、新しいエンターテインメントとイノベーションの拠点を目指します。横浜の歴史と未来が交わる場所として、地域の活性化も期待されています。

旧市庁舎の魅力とレガシーホテルのコンセプト

旧市庁舎は、1959年に竣工され、60年以上の時間をかけて横浜市政を支えてきました。その景観は市民に親しまれ、多くの人々が最後の見学会に詰めかけたことからも、その存在意義が伺えます。新しく設計されるOMO7横浜では、この旧市庁舎の意匠を引き継ぎつつ、魅力的なホテル空間へと変貌させます。

レガシーホテルというテーマのもと、旧市庁舎の要素をデザインに取り入れつつ、古き良き醸成された記憶を大切にした空間創造を目指しています。例えば、旧市庁舎内にあり、多くの人々に親しまれた美術作品やデザイン要素を再利用し、ホテルのパブリックスペースに活かしています。

横浜の魅力、街歩きを楽しむサービス

OMO7横浜は、ただ宿泊するだけでなく、横浜の魅力を最大限に体験できるためのサービスを展開します。「Go-KINJO」と名付けられたこのサービスでは、地元の人々による「ご近所ガイド OMOレンジャー」の案内や、地域に密着した「ご近所マップ」を提供します。これにより、旅行者はガイドブックにはない街のディープな魅力を発見できます。

施設の概要とアクセス

OMO7横浜の施設は、客室276室を含む多機能なスペースで構成され、カフェやダイニング、ライブラリーラウンジなどのパブリックスペースも充実しています。

所在地は、横浜市中区港町で、JR関内駅から徒歩1分の好立地にあり、周辺には横浜の観光名所が数多く点在しています。2025年10月から予約の受付が開始されるため、早めに計画を立ててみるのも良いでしょう。