気候変動対策のためのAPECインフラ会議、東京で開催へ

APEC質の高いインフラプロジェクト2025とは

2025年に向けて、APEC（アジア太平洋経済協力）は「質の高いインフラプロジェクト2025」をテーマにした会議を日本東京で開催します。この先進的な会議は、気候変動に強い都市づくりを推し進めることを主な目的としています。

会議の詳細

この会議は、2023年6月17日（火）に東京の品川プリンスホテルで行われ、約9時から16時30分までの間、国内外の関係者が集まります。主催は日本の国土交通省であり、政府関係者のみならず、民間企業や地方自治体も参加します。特に、世界銀行やUN-Habitatといった国際機関の代表者も招かれ、幅広い意見交換と情報共有が行われる予定です。

会議では、参加者に各国での取組事例を共有し、意見を交換する場が設けられます。特に、「気候変動に対する適応策」をテーマにした分科会が用意されており、官民双方の視点から活発な議論が期待されます。これにより、アジア太平洋地域全体における「気候変動に強い都市づくり」に向けての具体的な方策が議論されるでしょう。

インフラ視察も計画されています

加えて、会議に参加する関係者には翌日の2023年6月18日（水）にインフラ視察も行われる予定です。視察先としては、新横浜公園や渋谷駅周辺、そして東京臨海広域防災公園が選ばれています。これを通じて、実際に東京が取り組んでいる都市インフラの現状や、自然災害への備えについての理解を深めることを目指します。

メディアの取材について

報道関係者向けの取材も実施される予定で、会議の冒頭でのフォトセッションが許可されています。この取材を希望するメディアは、事前に申し込みが必要です。申し込みの締切は6月12日（木）17時までで、必要事項を電子メールで送ることが求められています。

この会議は、気候変動への取り組みを強化するための重要な機会であり、アジア太平洋地域の各国が協力して持続可能な都市づくりに貢献するための重要な議論が期待されます。皆様もぜひ、動向に注目してください。