新しい学びの場「共創デザイン学科」
女子美術大学では、変化の激しい現代社会に対応した新しい学科「共創デザイン学科」が開設されることが決まりました。この新学科は、デザイン、ビジネス、テクノロジーの領域を融合し、多様なバックグラウンドを持つ人々と共に新しい価値を創出することを目指しています。近年、VUCA時代と呼ばれる不確実性と変動の激しい時代背景の中で、従来の発想や枠組みでは解決できない課題が多く存在します。
教育の特徴
共創デザイン学科では、「共創型リーダーシップ」を育成するために、以下の特徴的な教育を実施します。これにより、学生はクリエイティブな思考力や問題解決能力を養い、未来の社会で求められるリーダーとしての資質を身に付けます。
1.
共創教育: デザイン、ビジネス、テクノロジーの融合カリキュラムを通じて、異なる専門分野の知識と技術を結集し、革新的なアイデアを現実のものにします。
2.
ライフマネジメント教育: ストレス管理やポジティブなマインドセットを養うプログラムを通じて、心の強さを育てます。
3.
産官学連携による実学: 各分野で実績のある教員による実践的な教育を行い、リアルなプロジェクトを経験します。
このような教育を通じて、以下の4つの能力を育成します。
- - 思考を視覚化する力: 複雑な情報を整理し、クリアにチームで共有する能力。
- - 多様な人々と共創する力: 異なる専門性や価値観を持つ人々との連携によって、新しい価値を創造する技術。
- - 折れない心: 困難に立ち向かい、再生する力を培う。
- - ポジティブマインド: 失敗を恐れずに挑戦を楽しむ姿勢。
専任教員陣の紹介
この学科では、著名な専門家たちが教壇に立ちます。
- - 松本博子 准教授: 家電やAV機器のデザインで国際的な受賞歴があり、実践的な授業を行っています。
- - 遠山正道 教授: 企業の新しい生活提案を通じ、多様な業界での経験を生かしています。
- - 唐見麻由香 准教授: 車両デザインに携わり、学生の育成にも積極的に関わっています。
- - 羽田成宏 准教授:先進的なHMIの研究開発を行い、未来のサービスデザインにも寄与しています。
学びの実践
新学科では、実践的かつ体験型の講義が展開されます。例えば、1年次の「チャレンジスプリント」では、リーダーシップの役割を体験し、失敗から学ぶことの重要性を認識します。また、「プロジェクトデザイン」では、実際のプロジェクトを通じて課題解決力を養成し、産学連携の重要性を学びます。
大学はこれを通じて、柔軟かつ创新的な人材を育成し、未来の社会に貢献することを目指します。これからの時代に必要とされる共創力を備えた人材を育てるために、共創デザイン学科は新たな挑戦を迎える準備を進めています。公式ウェブサイトやSNSを通じて、今後のイベント情報や入学案内も随時発信していきますので、ぜひチェックしてみてください。
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