積水化学が提案する新たな住まいの形
積水化学工業株式会社の住宅カンパニーが、10月19日(土)から全国で発売する「新スマートパワーステーションプラス」。この製品は、鉄骨二階建ての住宅として、これまでの住まいの概念を根底から覆す可能性を秘めています。これからの時代に求められる特徴を備えた新しい住宅のコンセプトを紹介します。
未来の住まいを形に
近年、頻繁に発生する自然災害や地震に伴い、住まいの耐震性や安全性がますます重要視されています。その中でも、積水化学では、さらに一歩先の未来を見据えた住まいの提供を目指しています。「新スマートパワーステーションプラス」は、安心・快適で地球環境に優しい住宅作りを進めています。さらに、在宅勤務の増加や自宅で過ごす時間の増加に伴い、多機能で快適な居住空間が求められるようになっています。
3つの特徴で充実した住空間
1. 大容量の蓄電池
「新スマートパワーステーションプラス」には、進化した大容量蓄電池「e-Pocket GREEN」が搭載されています。この蓄電池は、これまでの12.0kWhから13.2kWhに容量が10%増加し、停電時でも安心して使用できるレジリエンス性能を強化しています。さらに、設置されたスペースを広げることなく、機能的な電力使用が可能です。
2. 太陽光発電システムの強化
太陽光発電システムのパワーコンディショナが強化され、パワコン1台で接続可能なPV容量が従来の10.36kWから12.95kWへと25%増加しました。これにより、光熱費を削減しながら、クリーンエネルギーでの生活が実現します。エネルギー自給率も高く、年間で約27万円の光熱費削減が見込まれています。
3. 新しい半屋外空間「グランキャビン」
「新スマートパワーステーションプラス」のもう一つの目玉は、「グランキャビン」と呼ばれる新しい半屋外空間です。これは、内外をつなぐ中間領域として設計されたもので、プライバシーが確保されつつ、開放感も得られる空間が特徴です。雨風を避けながらも自然を感じることができ、趣味やリラックスの場として利用できます。
住まいのニーズに応える
このような背景から、積水化学では環境と経済性、耐震性を兼ね備えた住宅を提案します。「新スマートパワーステーションプラス」は、ただの住まいに留まらず、インタラクティブに人々のライフスタイルに合わせた空間に進化しています。
販売目標
年間200棟の販売を目指すとのことです。今後、この住宅がどのように日本の住まいのスタンダードを変えていくのか、注目が集まります。
自然災害が増加している昨今、安心して暮らせる住環境を整えることが、私たちの生活においてますます重要な課題となっています。「新スマートパワーステーションプラス」は、その期待に応える新たな一歩として位置付けられています。
積水化学工業の新しい住宅が、快適で多機能な生活を実現する手助けとなることでしょう。