日本ドローンスポーツ連盟設立のお知らせ
2022年11月2日、一般社団法人日本ドローンスポーツ連盟(JDSF)が誕生しました。この連盟の設立は、急速に拡大しているドローン技術を活用し、特にドローンスポーツの振興を目的としています。国内においてもドローンの産業活用は年々増加しており、その中のひとつとしてドローンレースが注目されています。
ドローン産業の成長と重要性
最新の報告によれば、ドローン産業は毎年22.8%という高い成長率で拡大しており、2027年には8000億円の市場規模に到達することが見込まれています。特に、ドローンレースでは、高度な操縦スキルが求められ、これを身につけたドローンレーサーたちが新興市場で存在感を示しています。JDSFは、この市場をより一層活性化させるためのプラットフォームを提供し、ドローンプレーヤーのプロフェッショナル化を促進します。
ドローンレースとFPV技術の魅力
ドローンレースの中でも特に注目を集めているのが「First Person View(FPV)」技術です。FPVは、カメラと映像伝送装置をドローンに搭載し、操縦者がゴーグルを通してリアルタイムで映像を視聴できる仕組みです。この技術により、操縦者はまるで自身がドローンに乗っているかのような体験をすることができます。時速150kmを超える機体を操作するこのスポーツは、ただの趣味にとどまらず、災害救助や事故現場の特殊任務に活用される可能性を秘めています。
日本におけるドローンレースの未来
ドローンレースは、すでに2017年には50万人がリアルイベントを観戦し、累計8.6億人が放送で視聴しているほどの人気を集めています。この成長を受けて、JDSFはドローンレースを新たなスポーツビジネスとしても発展させるべく、大々的にイベントを開催する予定です。まずは、国内の遊園地やアリーナ、スタジアムでの「ドローンゲームズ(仮称)」を企画しており、その詳細は近く公式ウェブサイトで発表される予定です。
連盟の主な活動と今後の計画
JDSFの活動内容は、以下の3つに集約されます。
1. ドローンスポーツ競技の普及振興と人材の育成
2. ドローンスポーツ教室等の開催
3. ドローンスポーツを通じた国際交流
これらの活動を通じて、ドローンに対する興味を喚起し、将来的には世界的なイベントの開催をも視野に入れています。
連絡先と今後の展望
JDSFは、今後の活動を通じてドローンスポーツが国際的に認知されることを目指しています。また、総務省の主任無線従事者制度を認定されており、ルールや観客への配慮も欠かしません。
一般社団法人日本ドローンスポーツ連盟に関するお問合せは、下記メールアドレスまでお願いします。
メール:
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これからの展開にご期待ください!