多彩な色彩で心を揺さぶる門田光雅作品展「Re-Color」開催

多彩な色彩で心を揺さぶる作品展「Re-Color」

東京都世田谷区の二子玉川に位置するアルフレックスリストアでは、2025年4月22日から5月11日まで、画家・門田光雅の作品展「Re-Color」が開催されます。本展は、箱根のポーラ美術館での展覧会「カラーズ―色の秘密にせまる印象派から現代アートへ」と連動しており、色彩の持つエネルギーや奥深さに焦点を当てた作品が展示されます。

展覧会の魅力

門田光雅氏は、日常の風景や記憶に潜む色彩を繊細に捉え、新たな調和を生み出す作品を制作しています。その作品を通じて、色彩が私たちに与える影響や、心の動きに気付かせてくれることでしょう。見逃せない作品の一部には、2024年制作の「camphor」や2025年の「birth」など、抽象的でありながら深い意味を持つ名作が含まれています。これらの作品は、まるで私たちに色による物語を語りかけているかのようです。

また、門田氏の言葉にもあるように、色彩は私たちが日常で見落としがちな美しさを再確認させてくれます。たった一つの色から生まれる感情や、数多の色の組み合わせが形作るイメージは、何気ない日常に潜む特別な瞬間を思い起こさせます。

イベント情報

さらに、本展には特別なイベントも用意されています。4月26日(土)には、門田氏と共にステンシルを重ねるワークショップが行われます。このワークショップでは、偶然生まれる色と形の組み合わせを楽しみながら、参加者自身のミニアートを制作することができます。事前予約制での開催となるため、興味のある方は早めに申し込むことをお勧めします。

アートと共に過ごす時間

アルフレックスリストア内での展示だけでなく、ポーラ美術館では門田氏の新しいアートピースが特別展示中です。《Dice (polychrome)》や《Dice (monochrome)》といった代表作が、ソファ「MARENCO」をタイトルに持つ展示が設けられ、色彩の多様性をより一層楽しむことができます。これらの作品は、抽象的な美しさと家具の形を融合させた新しい試みと言えるでしょう。