東洋建設が水循環企業登録・認証制度で認証取得
東洋建設株式会社(代表取締役会長執行役員CEO:吉田真也)は、このたび内閣官房水循環政策本部事務局が運営する「水循環企業登録・認証制度」において、水循環に貢献する取り組みを推進している「水循環ACTIVE企業」として認証されました。この制度は、環境への配慮を重視する企業の行動を「見える化」し、社会全体で水循環の問題に対する意識を高めることを目的に、令和6年度に設立されました。
認証の概要と意義
認証は「水量水質」と「人材資金」という二つのカテゴリに分類されており、東洋建設は特に「人材資金」カテゴリにおいて評価されました。これは、同社が行っている河川や海岸の清掃活動への積極的な参加が高く評価された結果です。この認証を受けることで、東洋建設は企業としての責任をさらに強く持ち続け、水環境の保護活動に力を注いでいくことが期待されます。
水辺環境の保全活動
水循環に資する活動を推進する中で、東洋建設は全国各地の河川や海岸など、水辺環境の保全に対して力を入れています。各支店が地域のニーズに応じて、さまざまな清掃活動に取り組んでいます。
主要な取り組み内容
- - 東北支店:二の堰幹線用水路のクリーンアップ活動
- - 関東支店:荒川水辺サポーター
- - 北陸支店:河北潟干拓地での農村環境保全向上活動
- - 名古屋支店:木曽三川下流アダプト活動
- - 大阪本店:巨椋池干拓地の清掃
- - 中国支店:リフレッシュ瀬戸内活動
- - 四国支店:地域の水質保全活動
- - 九州支店:唐津海岸の清掃
このように、多岐にわたる取り組みが進められており、東洋建設は今後も地域に根差した活動を継続し、より良い環境づくりに貢献していく姿勢を示しています。
社会的責任と未来への展望
水循環についての関心が高まる中、企業が果たす役割はますます重要になっています。東洋建設は、これまでも多くの社会貢献活動を行ってきましたが、今回の認証を機に、従業員一人ひとりが意識を高め、より積極的に水環境に対してシステム的に取り組む流れが加速するでしょう。
このような活動は、単に企業の利益追求ではなく、未来の世代に向けた重要な選択です。環境保全レベルの向上を目指して、持続可能な社会の実現に向けて、一歩踏み出した東洋建設の今後に期待が寄せられています。今後も地域に密着した清掃活動を通じて、必要不可欠な水環境の維持と保護に努めていくことでしょう。