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日本航空と学生が共創したネイルシール

山口県下関市の東亜大学芸術学部トータルビューティ学科では、学生たちが「Ethics of Beauty Project」というプロジェクトを通じて、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける人々の生活を豊かにする取り組みを行っています。このプロジェクトの一環として、学生たちは「初夏の山口」をテーマにしたネイルシールをデザインしました。

このネイルシールは、日本航空のキャビンクルーをはじめとする現場のスタッフの意見を取り入れ、実用的かつデザイン性の高い製品に仕上がっています。指先で山口県の自然や文化を感じられるようなデザインが特徴で、さまざまなシーンで楽しむことができます。

山口を感じるネイルシールの背景

コロナ禍で外出自粛が続く中、ストレスや不安を抱える人々に向けて、学生たちはこのネイルシールを開発しました。化粧心理学者である平松隆円准教授は、ネイルが男女を問わずストレス軽減に効果があると述べており、このネイルシールを使うことで、外出が難しい今こそ、自宅で気軽に山口の風を感じられる方法を提供しています。

この「初夏の山口」ネイルシールは、2020年7月22日に正式に販売がスタートしました。当日は、山口宇部空港でキャンペーンを実施し、利用客に無料配布を行うことで多くの人々にこのネイルシールを体験してもらう機会を提供しました。また、学生たちが運営するECサイト（https://etob.jp）でもオンライン販売が行われており、全国からアクセス可能です。

ネイルシールの詳細

Yamaguchi Nailsシリーズ「初夏の山口」は、税込1,320円で販売され、ネイルアートが好きな人だけでなく、初めてネイルに挑戦する方にもおすすめです。デザインは、山口の美しい風景や文化をモチーフとしており、ぜひ指先で遊んでみたくなるような魅力的なものばかり。オンラインでは手軽に購入できるため、気軽に試すことができます。

さらに、オンラインストアだけでなく、山口県下関市にあるホテル西長門リゾートや、東京都中央区の山口県アンテナショップ「おいでませ山口館」でも取り扱いがあるため、直接手に取って見ることも可能です。

プロジェクトの理念

この取り組みは、「Ethics of Beauty Project」というプロジェクトの一環として行われています。これは、オーガニックやサステナビリティ、フェアトレードなど、社会や環境への配慮を重視した商品やサービスを提案し、「美」とは何かを考えることを目的としています。学生たちの手によるこのネイルシールは、プロジェクトの初の一般販売商品として位置づけられています。

ネイルシールを通じて、山口県の魅力を身近に感じながら、日々のストレスを軽減し、日常生活を少しでも豊かにする手伝いができたら、学生たちの願いは実現します。今後、さらなる展開に期待が寄せられています。

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