生成AI搭載の「MotionBoard」の新たな機能
ウイングアーク1st株式会社が、2025年12月20日より新バージョンのデータ活用プラットフォーム「MotionBoard」を提供開始します。このバージョンは生成AIを搭載し、データ分析やダッシュボード作成のプロセスを革新します。価格は¥60,000(税別)からで、10ユーザーまで対応しています。
「MotionBoard」が持つ革命的機能
新バージョンの「MotionBoard」は、特に注目すべき機能として「AIウィジェット」があります。この機能は、ユーザーの指示や会話に応じてダッシュボードをインタラクティブに生成することが可能です。
これまで、ダッシュボードの作成には半日程度の時間がかかっていたのが、AIウィジェットを使用することで、最短10秒で自動生成が実現します。これにより、ユーザーは迅速に情報を取得し、分析を行うことができるようになります。また、このウィジェットは業務アプリを作成する機能も持ち、業務の効率化に寄与します。
業務担当者にも利用しやすいプラットフォーム
従来、データ分析には専門的なスキルが求められていましたが、生成AI搭載の「MotionBoard」では、誰でも質問するだけでデータ分析を実行できるようになります。構造化データはもちろん、テキストや図版などの非構造化データを組み合わせることで、より深いインサイトを得ることができるようになります。これにより、情報システム部門の専門家だけでなく、現場の業務担当者もデータを効果的に活用できるようになります。
具体的な活用シナリオ
例えば、業務中に異常値が検知された場合、自動的に画像をチャットで通知する仕組みを作ることも可能です。また、既存データと新たに入力されたテキストを組み合わせて要約レポートを自動生成するなど、業務プロセスを直感的に設計できるようになります。
このように、生成AIを活用することで、業務のデジタル化を加速させ、企業全体の生産性向上を実現することが期待されています。
プレビュー版と今後の展開
新機能を搭載したプレビュー版は、正式リリース前に利用可能です。ウイングアーク1stは、2026年度までに500社の導入を目指し、生成AIを全プロダクトに適用していく計画です。そのプロセスで、企業のデータ活用を強力に支援し、デジタルトランスフォーメーションを推進します。
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