JDDA新事業スタート
2021-07-14 12:00:06
日本初!JDDAによるライブDJ配信事業が新たな音楽文化を創出
新型コロナウィルスの影響が続く中、音楽シーンにも変化が求められています。このような時代背景の中、JDDA(Japan Dance Music&DJ Association)が新たに立ち上げたのが、日本初のインターネットでのDJプレイのライブ配信事業です。
この取り組みは、特にDJたちが多くのファンと直接顔を合わせられない現状を受けて始まりました。これまでDJは、クラブという特定の空間でパフォーマンスを行ってきましたが、パンデミックによる社会的制約がその実現を困難にしています。そこでJDDAは、インターネットを通じてパフォーマンスを届ける新たな道を模索しました。
多くのDJにとって、著作権の問題がライブ配信の大きな壁となっています。市販のレコードや音源を使用する際の著作権・著作隣接権の許可が確立されていなかったためです。JDDAはこの課題を解決するため、関係者と密に連携して権利処理を進めました。これにより、DJたちが正規に音源を用いてパフォーマンスできる環境を整えました。
JDDA代表理事で音楽家の角田敦(Watusi)は「厳しい状況に置かれているDJを支援し、音楽文化を継続するために権利者の方々からの特別な協力を得られたことを光栄に思います」と語ります。彼は、この新しい事業を通じて、音楽業界全体の協力体制を築くことができると信じています。
プロジェクトの概要
JDDAによるライブDJ配信は、2021年7月17日から2022年1月16日までの期間限定で行われます。配信されるのは邦楽レコード音源を使用したDJのパフォーマンスで、全て無料で視聴可能です。これに参加するDJは、Japan DJ netに登録された職業DJに限定されています。このプロジェクトでは、毎週末、金曜日と土曜日の20時から23時までの時間帯にライブパフォーマンスが行われる予定で、約50回の配信が計画されています。
配信は、JDDAが運営する特設サイト「Japan DJ net Online」で行われ、その中でもツイッターやSNSを通じたファンとのインタラクションも想定されています。
JDDAの役割
JDDAは、DJの文化的価値を高め、ダンスミュージックの普及を目指す一般社団法人です。多様な音楽表現やアーティストの権利を守りながら、音楽文化の発展に寄与することを目指しています。今後もエンターテインメント業界全体が協力し、音楽を愛する人たちに素晴らしい体験を提供していくことでしょう。
これからの音楽業界における新たな形の楽しみ方が広がっていくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人JDDA
- 住所
- 東京都渋谷区道玄坂2丁目15番1号ノア道玄坂1013
- 電話番号
-
03-5731-9516