テレビCM効果で「マモルーム」の指名検索が3倍以上に!
近年、テレビCMを”ながら視聴”するユーザーが増加している中、CM放映前後における商品やサービスの検索数・割合は、世の中のトレンドや関心度を反映するとされています。
マーケティングの民主化を目指すノバセル株式会社が提供するテレビCM効果の分析サービス「ノバセル トレンド」によると、2024年5月に放映されたテレビCMにおいて、アース製薬のゴキブリ対策商品「マモルーム」の指名検索数が、前年比で3倍以上に増加したことが明らかになりました。
女性、50代からの検索が急増!
「ノバセル トレンド」の分析結果によると、「マモルーム」の検索層は、男性よりも女性が多く、特に50代からの検索が目立つ傾向が見られました。これは、主婦層がゴキブリ対策に関心が高いことを示唆しており、CM放映がゴキブリ対策の必要性を思い出させ、検索行動に繋がったと考えられます。
「マモルーム」とは?
「マモルーム」は、アース製薬から発売されている置き型の虫よけ商品です。ゴキブリが嫌がる成分を利用し、ゴキブリを寄せ付けない効果があるとのことです。2022年2月に蚊用、ダニ用が発売され、2023年8月にゴキブリ用が発売されました。
テレビCMが検索行動を促進
「ノバセル トレンド」の分析では、「マモルーム」の共起キーワードとして、「ゴキブリ用」が最も多く検索されていることがわかりました。これは、テレビCMを見て「マモルーム」を検索した人が多いことを示唆しています。
また、「マモルーム 蚊」や「ダニマモルーム」など、他の商品も検索されていることから、テレビCMが他の商品を知るきっかけにもなったと考えられます。
今後の展開
ノバセル株式会社は、今後も視聴者が実際に検索したテレビCMにスポットを当て、より詳しいクリエイティブ分析や業種ごとのランキングといったマーケティング情報を公開していく予定です。
テレビCMの効果測定は、マーケティング戦略を成功させる上で重要な要素となっています。ノバセルのような分析サービスを活用することで、より効果的なマーケティング活動を行うことができるでしょう。