留学生管理システム「WSDB」がIT導入補助金2025に登録
株式会社OneTerrace(本社:東京都千代田区、代表取締役 石中達也)が販売、東和ソリューションエンジニアリング株式会社(以下「TSE」)が開発した留学生管理システム「WSDB」が、独立行政法人中小企業基盤整備機構のIT導入補助金2025に登録されました。この補助金制度は、中小企業や小規模事業者向けに業務効率化を目的としたITツールの導入を支援するものです。
WSDBの強み
WSDBは、2018年からの販売以来、毎年IT導入補助金の対象に選ばれ、労働生産性の向上が期待されています。その理由は、留学申請業務から学生情報、出席管理、成績管理までの多岐にわたる機能を備え、さらに各種請求管理機能を留学生向けに特化して実装しているからです。
決済機能の連携
近年のデジタル社会において、留学生のための学費管理は複雑です。WSDBは、国際決済サービスを提供するFlywireおよび国内決済のStripeと連携することで、スムーズな国際送金や証明書発行の代金支払いが可能になっています。
業務の効率化
WSDBは留学生の入学から卒業までの情報を一括管理し、教職員と学生がそれぞれの役割において情報を活用できます。特に、学生用スマホアプリ「WSDBポートフォリオ」を通じて、学生自身が学習状況を報告できる仕組みが整っています。また、在留資格に関連する書類は年度ごとに変わることが多く、このシステムはこれに関する変更も無償でアップデートして対応します。
日本語教育機関への対応
2024年度には、認定日本語教育機関制度が導入される予定です。これに伴い、出入国管理庁への報告書類が文部科学省への提出に変わる可能性がありますが、WSDBはこれに対応できるよう準備を進めています。
業務効率化の成果
WSDBを導入することで得られる具体的なメリットには次のようなものがあります。
- - データ入力を教員だけでなく、学生自身やエージェントも行える
- - 教員が直接出席や成績を登録可能
- - 各種証明書を即座に印刷できる
- - 簡単な操作で出入国管理局に提出する資料として出力可能
- - 入金データを会計課に連携できる形式で取り出せる
このような機能により、留学生管理に伴う業務の省力化が図られ、教育機関全体のコストカットにも寄与します。
IT導入補助金2025の詳細
IT導入補助金2025の交付申請は2025年3月31日から開始され、初期導入費と運用保守費に対する補助が受けられます(詳細は
こちら)。教育機関にとって、業務の効率化を図る大きなチャンスです。
当社「One Terrace」は、地方企業のDX推進や採用支援を手掛け、教育機関向けにシステム提供を行う企業です。今後も、留学生管理を効率化するための取り組みを進めていきます。