小学館児童出版文化賞とは
児童出版文化の向上を目指し、毎年優れた作品や作家を顕彰する「小学館児童出版文化賞」。1942年に設立以来、子どもたちにとっての文学の重要性を広めてきました。今年も多くの作品が応募され、その中から特に優れた7作品が候補に挙げられました。
第73回候補作品一覧
読み物
著者: 安田夏菜
出版社: 文研出版
発行日: 2023年10月30日
著者: 古賀史建
出版社: ポプラ社
発行日: 2023年7月18日
著者: 最上一平
出版社: 佼成出版社
発行日: 2023年7月30日
- - 『セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏』
著者: 天川栄人
出版社: 講談社
発行日: 2023年4月10日
- - 『アンドロメダの涙 久閑野高校天文部の、秋と冬』
著者: 天川栄人
出版社: 講談社
発行日: 2023年9月11日
著者: いとうみく
出版社: アリス館
発行日: 2023年8月8日
絵本
著者: 阿部結
出版社: 福音館書店
発行日: 2023年5月20日
- - 『クリスマスマーケット ~ちいさなクロのおはなし~』
著者: 降矢なな
出版社: 福音館書店
発行日: 2023年10月5日
- - 『せかいいちれいぎただしいかいじゅう ボンバルボン』
著者: キューライス
出版社: 小学館
発行日: 2023年7月17日
著者: こまつのぶひさ/かのうかりん
出版社: 文芸社
発行日: 2023年7月15日
著者: たしろちさと
出版社: 文溪堂
発行日: 2023年12月12日
著者: ザ・キャビンカンパニー
出版社: 小学館
発行日: 2023年7月18日
著者: たけがみたえ
出版社: あかね書房
発行日: 2023年6月30日
審査と受賞
今回の候補作品は、審査委員による厳正な審査を通じて選出されます。委員は荒井良二、鈴木のりたけ、舘野鴻、富安陽子、森絵都の5名で、最終審査は9月12日に行われ、その後、受賞作が発表される予定です。
受賞者には、ブロンズ像「わかば」と賞金100万円が贈られ、贈賞式は11月14日に東京で行われる予定です。
小学館児童出版文化賞の歴史
この賞は、1952年に小学館創業30周年を記念して開始されました。以来、児童文学の発展に寄与すべく、選定活動が続けられています。著名な作家たちによる今年の優れた作品は、未来を担う子どもたちの豊かな感受性や関心を育むことに大きな役割を果たすでしょう。
詳細は公式サイトでも確認できます。
小学館児童出版文化賞公式サイト